【機械システム工学科】海辺リクレーション ― 段ボール船の制作 ―

7月21日に三原市立鷺浦小学校で「海辺リクレーション」が開催されました。工学部機械システム工学科の小林と機械システム工学科の学生がイベントに参加し「段ボール船の制作」を行いました。その様子を機械システム工学科のFUKUDAI Magメンバーの小林が紹介します。

 

鷺浦小学校では2年前より、全校児童を対象にモノづくり教育を実施しています。7月21日には鷺浦小学校全児童が参加する「海辺リクレーション 段ボール船の制作」が開催されました。この催しは、親子で段ボールの船を制作して海で試乗する親子参加型モノづくり体験教室です。福山大学からは機械ステム工学科の小林と5名の学生が参加しました。

使用する段ボールは特別に頑丈な段ボールではなく一般的に使用されている段ボールです。小学生の力でもすぐに折り曲げたりすることができます。どうしたら段ボールで人が乗っても沈まない船を作ることができるのかと、保護者の方々も興味津々です。段ボールの構造や船の構造などの説明後に船を作っていきます。大学生たちも子供たちや保護者の方と一緒に段ボール船を制作していきます。

限られた段ボールと布テープで、段ボールの構造や船の構造などを確認しながら制作を続けていきました。参加している子どもたち、保護者の方々、スタッフとして参加している鷺浦小学校の先生方の誰もがすべて笑顔だったのが印象的でした。

制作後に、小学校近くの海水浴場で試乗しました。

船の構造によって、「すぐ沈んでしまう船」、「大人が乗っても沈まない船」と様々です。子供だけでなく大人も楽しめるイベントでした。

 

学長から一言:段ボールを利用して作った船で、本当に人が乗ったり浮かんだりできるのか、子ども達は最初はおっかなびっくりだったことでしょう。しかし、きっとモノづくりの素晴らしさや楽しさを経験し、夏休みの記憶に残る思い出になったことでしょう。指導に当たった機械システム工学科の小林講師や学生有志の皆さん、お疲れ様でした。良い仕事をしましたね。