【海洋生物科学科】泉講師が“今年の「日本の顔」”25人に選出!
この度、海洋生物科学科の泉講師から、雑誌が企画した「2025年の”新しい顔”25人」に研究者として選ばれたとの一報が入りました。これについて、ブログメンバーの山岸が本人からの報告をもとにして紹介します。
泉講師が選ばれたのは、「絶対注目! 2025年を盛り上げる25人の新しい「顔」!」
多岐にわたるジャンルの要注目人物を写真を交えて取り上げた、週刊誌の企画です。スポーツ選手に始まり、YouTuberを含むインフルエンサー、ベンチャー、アーティスト、果ては政治家までをも含んだこの企画において、研究者は日本中から2名しか掲載されていません。その1名に、泉講師が選出されています。
キャッチコピーは「イソギンチャクを愛する新種ハンター」!
泉講師は、本学赴任後も何種ものイソギンチャクを新種として発表しており、昨年はその経歴を語り倒した『なぜテンプライソギンチャクなのか?』という本も上梓。なおも現在、2冊目の本を執筆中だそうです。さらには、自身のYouTubeチャンネルでも研究についてアウトリーチ活動に精力的に取り組んでおり、非常に多彩かつ多角的な活動を展開していることが評価される形となりました。
選出された他の学者やベンチャーの面々が“AI”、“宇宙”などいかにも最先端を誇っているのに対し、泉講師が推し進めるのは生物学のなかでも分類学。「非常に古風で、まさに生物学の“元祖”と呼べる学問」(泉講師談)の学者がこのような企画に選ばれることは、今までほとんどなかったと言っていいでしょう。その24新種の発表という華やかな成果の陰には、研究者としての地道な労力の連続があったであろうことは想像に難くありません。
泉講師は「学者が日本の“顔”に選ばれるとは、まさに面目躍如。私本人は言わずもがな、我が愛しの福山大学の名前も広められること間違いなし。そして、お堅い研究者像も、ぶっ壊すことが出来そうです。…何か、下手な学会賞よりも凄いことをしてしまったかもしれませんね(笑)」と、ご満悦でした。これからもディープで面白い研究を福山大学から世界に発信していって欲しいと思います。
学長から一言:本学から週刊誌の企画である各界の「2025年の”新しい顔”25人」の一人に選ばれる人が現れたという喜ばしいニュース。泉貴人講師、ほんとうにおめでとうございます。心からお慶びを申し上げます。そのイソギンチャク研究で、これまでも全国紙の学芸欄を飾ったり、なにかと注目されることが多く、朗報に接した時も「さもありなん」という感じでした。ますますの努力と研鑽、そしてさらに大きな学問的成果があがることを心から期待しています。