【国際経済学科】2023年度「トップ10プログラムの海外研修」を実施します!(第一弾)!

今年も国際経済学科では、2月16日から3月2日まで「トップ10プログラムの海外研修」を実施します。2月14日の水曜日、ニュージーランドへのトップ10プログラムの準備の一環として、学生と教員は松永にある株式会社オービスの製材所を訪れました。この訪問の様子をBisset教授がお伝えします。(投稿と日本語訳は学長室ブログメンバーの白)

 


On Wednesday February 14th, as part of the preparation for the International Economics Top 10 program trip to New Zealand, students and faculty visited the lumber mill of Orvis Corporation, in Matsunaga. What connection does this mill have with New Zealand? Well, Matsunaga port is the place where the largest amount of New Zealand timber is unloaded in all of Japan. Orvis takes these rough 8-meter-long logs of Radiata Pine and mills them into beautiful boards and planks of all sizes and shapes for their clients in Japan.

2月14日の水曜日、ニュージーランドへのトップ10プログラムの準備の一環として、学生と教員は松永にある株式会社オービスの製材所を訪れました。この製材所がニュージーランドとどのような関係があるのでしょうか?実は、松永港は日本全国で最も多くのニュージーランド産木材を輸入している場所です。オービスは、長さ8メートルの粗いラディアータパインの丸太を輸入し、日本の顧客向けにさまざまなサイズや形状の美しい板材に加工しています。

 

Our group was welcomed to the mill by the President of Orvis Corporation Mr. NAKAHAMA Yuji (株式会社オービスの代表取締役中浜勇治). Mr. Nakahama had previously lived in New Zealand for several years so could provice the students not only with the ins and outs of importing lumber from New Zealand, but also his experience of living there.

私たちは、株式会社オービスの代表取締役、中浜勇治氏に製材所で温かく迎えていただきました。中浜氏は以前数年間ニュージーランドにお住まいでしたので、ニュージーランドからの木材輸入に関する詳細情報はもちろん、そこでの生活体験も学生たちに共有してくださいました。

 

Folowing the tour of the mill, he then took us down to the port where the logs are unloaded from inbound ships as long as 150 meters long. The size of the logs, and the endless stacks of them were very impressive. Students could use this active learning opportunity to really feel how the trade between Japan and New Zealand affects the economy.

製材所の見学を終えた後、港まで案内して下さいました。そこで、長さ150メートルの船から丸太が降ろされます。丸太の巨大さと、終わりなき積み重ねの光景は圧巻でした。学生たちは、この実践的な学習の機会を通じて、日本とニュージーランド間の貿易が経済に与える影響を直接感じ取ることができました。

 

Upon return to campus the departing students then each gave a presentation about the research themes that they aim to explore in New Zealand. Good luck everybody!

キャンパスに戻った後、ニュージーランドへ向かう学生たちは、それぞれ自分が探求しようとしている研究テーマについてプレゼンテーションを行いました。これからの挑戦、皆さん頑張ってください!

 

学長から一言:国際経済学科の目玉プログラムである「トップ10」では、昨年度に続いてニュージーランドでの研修。単に海外に出かけるのではなく、事前に研修内容に深い関係のある国内、とくに地元の企業でしっかり学ぶことで、海外での学びをいっそう充実したものにしようという活動は素晴らしい。ご協力いただいたオービス社の中浜勇治社長をはじめ皆様、本当に有り難うございました。