【大学教育センター】未来創造館でインターンシップ事前研修を開催!
皆さんは「夏」といえば何を思い浮かべますか? 海水浴? 花火? それとも甲子園?? 近年、大学生にとっての「夏」の一大イベントになっているのが「職業体験・インターンシップ」。コロナ禍でもオンライン対応などの工夫をしながら継続してきた「BINGO OPEN インターンシップ」が、今年度もいよいよ始まります! 本日は、夏のインターンシップに臨む学生たちが一堂に会して取り組む「事前研修」の様子を、学長室ブログメンバーの前田がお届け致します。
【過去の記事】
2023.06.05 【大学教育センター】2023年度インターンシップ合同企業説明会を開催!
今年度の事前研修は、お盆休み明けの8月19日(土)、大幅リニューアルの「グループワーク」にピッタリ合うように環境が整った未来創造館2階の大講義室で開催されました。この大講義室は壁一面がガラス張りになっているため、研修の様子が外からでもよく見ることができます。
はじめに、キャリア形成支援委員長の香川教授から開会の挨拶の中で、三省合意改正に基づく「職業体験・インターンシップ」の定義や意味についての確認と、参加にあたっての「目標設定」の大切さについてお話がありました。
司会進行は、大学教育センターの向井勝也特命講師です。研修開始時間が1時限目と同じこともあり、身体を動かす「アイスブレイク」を行って気持ちを整えました。
その後、インターンシップを通じた成長を全員で実感するため、昨年度のインターンシップ参加学生の成果報告動画を視聴した後、インターンシップ実習に向けた注意事項についての説明をおこないました。
続いてのマナー講座では、キャリアコンサルティング技能士1級の資格保持者である平喜美恵上席就職課長が、インターンシップ参加にあたって最低限必要なマナーについて講義をおこないました。実際に身体を動かしながら、学んだことをその場で実践するアクティブラーニングの手法を用いたマナー講義は、ノートにメモをするだけの受け身の講義とは異なり、より実践的な学修につながった様子でした。
昼食後は、BINGO OPEN インターンシップの事前研修のために新しく開発された「グループワーク」をおこないました。このグループワークは、過去にインターンシップへ参加した先輩たちの失敗談や反省点を抽出し、誰にでも起こりえる問題を整理・分類したテーマについて対策を意見交換するものです。これからインターンシップに参加する学生たちが直面する可能性が高い課題について事前に対策を考えておくことで、同じ失敗や反省を避けることができます。
事前研修の最後を締め括るのは、香川キャリア形成支援委員長の挨拶で紹介のあった「目標設定」のワークです。「何のためにインターンシップに参加するのか?」という問いに改めて向き合い、ただ参加すれば良いという態度ではなく、成長するために「どのような経験を得るのか」という目標を明確にして言語化することを試みました。
福山大学では経済産業省が提唱する社会人基礎力の12の能力要素に加え、地元の受入企業から求められる3つの力を加えた合計15個の能力要素から、一人ひとりが伸ばしたい力を3つ選んで実習での目標を設定しています。
今回の事前研修には、この夏 BINGO OPEN インターンシップ に臨む計149名の学生さんが参加しました。インターンシップを企画・運営している大学教育センターの自分未来創造室では、職業体験・インターンシップに参加する全ての学生に、この事前研修への参加を義務付けています。体調不良などによる欠席者に対する補講も個別で対応するなど、万全のサポートをおこなっています。
目標が曖昧なまま職業体験・インターンシップに参加しても、深い職業理解と自己理解にはつながりません。事前研修を通じて、参加する意味を改めて考え、社会人として必要なマナーを身につけて参加することで、より価値のある就業経験になるのです。
さぁ、職業体験・インターンシップの本番が近づいてきました!学生の皆さん、これまでの大学生活で身につけてきた知識とスキルを存分に発揮し、大きく成長してきてください!自分未来創造室メンバー一同、皆さんの成長を楽しみにしています!
学長から一言:今年度のBINGO OPEN インターンシップの一環であり、必ず出席することになっている事前研修に参加した学生の皆さんは、実際の職場での体験や研修に向けて、確固たる心構えを含めて、十分な準備ができたでしょうか。社会に出てからの仕事の実際に触れ、自分を鍛える又とない機会です。インターンシップの終了時には、皆さんが一回り大きくなったという報告を楽しみにしています。