【経済学科】経済学科学生が日本スポーツ産業学会企画コンペでスポーツ庁官賞受賞!

【経済学科】経済学科学生が活躍!広島新サッカースタジアムの提案」に引き続き、藤本倫史講師から経済学科学生の活躍ぶりを示す報告が届きましたので、経済学科ブログメンバーの中村和裕が紹介いたします。

 


7月22日に日本スポーツ産業学会第32回大会が開催され、毎年実施されている企画コンペでスポーツマネジメントコースの学生がスポーツ庁長官賞を受賞しました!

日本スポーツ産業学会HP第32回大会について

日本スポーツ産業学会では2016年より学会大会においてスポーツ政策・スポーツ産業活性化に向けた提言コンペが実施され、毎年多くの大学や企業からの応募があります。

今年度の第32回大会は山梨学院大学で開催され、「スポーツにおける地域創生・まちづくり」「アフターコロナのスポーツ産業」をメインテーマとしてアイデアが募集されていました。

藤本ゼミでは毎年、この企画コンペに応募しており、今年度は経済学科4年の竹内涼介さん、古玉竜大さん、3年の井尻恋さんが参加しました。学会当日は企画コンペのポスター発表もあり、関係者へご説明を行いました。他の企画も非常に優秀な作品が多く、最終候補の5つに選ばれたこと自体が大変光栄でした。

そして、学会1日目の後半に企画コンペの発表が行われました。最終選考に残った5つの候補作品の中で、私どもはトップバッターで発表になり、とても緊張しました。

今年度の企画は規格外野菜をスタジアムでの飲食用に活用し、廃棄野菜の削減を地域課題として地元スポーツチームと地元の農家そして地元の企業と一緒になって解決するプロジェクト「規格外野菜✕スポーツ✕地域活性化プロジェクトの提案」を発表しました。このプロジェクトでは、サンフレッチェ広島、NPOふぞろいプロジェクト、エブリイにヒアリングやご協力を頂きながら内容を完成させました。

具体的な内容としては、国内で年間500万トンも廃棄されている規格外野菜をアフターコロナで観客が帰って来ているスタジアムでの食品や飲料に加工、販売し規格外野菜の削減に貢献するというものです。サンフレッチェ広島さんからはスタジアムビジネスの将来性を、ふぞろいプロジェクトさんからは規格外野菜についての現状と課題を伺い、エブリイさんからは商品の加工や販売に至るまでの過程のノウハウを教えて頂き、広島県の課題を広島県の力を使って解決する企画になっています。

以下は、リーダー竹内さんの感想です。

「大勢の人の前で発表したのでかなり緊張しましたが、本番想定のリハーサルを重ねていたのでミスすることなく堂々と発表することが出来ました。また、この企画を後輩に受け継いで、実現に向けて一丸となって努力していきたいです。これから私は地元の銀行へ就職しますが、このようなプレゼンスキルを社会人になっても活かしていきたいです。」

最終的に、ドキドキの審査発表で見事、スポーツ庁長官賞受賞の栄に輝くことができました! そして、スポーツ庁長官代理の星野審議官から授与していただきました。

審査後、学会の先生方やスポーツ関係者にお褒めの言葉をいただけたのは非常に嬉しかったです。学生たちも非常に励みになったと思います。
日本スポーツ産業学会ならびにスポーツ庁、山梨学院大学、山梨県等の皆さんには非常にお世話になりました。
この賞に恥じぬように、スポーツマネジメントコースの学生たちには、研究や課外活動に邁進してほしいです。同時に指導に当たっている私としても、学生たちと研究・社会貢献にいっそう精進していきたいと考えております。

 

学長から一言:日本スポーツ産業学会のスポーツ政策・スポーツ産業活性化に向けた提言コンペにおいて、見事にスポーツ庁長官賞を受賞したスポーツマネジメントコースの学生の皆さん、指導に当たった藤本倫史講師、本当におめでとうございました。今後も引き続き、斬新なアイデアと弛まぬ研究で次々と企画を生み出して下さい。期待しています。