【心理学科】ボランティア前期活動報告第一弾!福山ばら祭で防犯イベントを実施!

夏休みを前に、心理学科における防犯ボランティア活動が盛んに行われた7月。今年度前期の活動を振り返る第一弾として、まずはPACE福山支部とCyPat FUの2団体が5月に参加した福山ばら祭の様子をお届けします。

心理学科濱本有希助手からの報告です(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

 


心理学科の濱本です。

心理学科には、PACE福山支部福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FUという2つの防犯ボランティアを行っている団体があり、5月27日(土)と28日(日)の福山ばら祭で防犯イベントを開催しましたので、本日はその様子をご報告いたします。

福山ばら祭りでの防犯イベント

福山ばら祭2023には、福山市役所市民局まちづくり推進部 若者・くらしの悩み相談課との共同で、1日目には15人、2日目には8人の学生が参加しました。子どもの安心安全をテーマに、「地域安全マップ作り」や「サイバー防犯教室」を広めるための企画として、活動紹介の展示や防犯クイズを行いました。防犯クイズは、未就学児から小学校高学年までの児童を対象に地域の安全やサイバー犯罪について学ぶきっかけを与えることを目的として実施しました。

より多くの子どもたちの参加を促すため、PACE福山支部、CyPat FUの学生たちは、バルーンアートやそれぞれのキャラクター(ぺーちゃん、サイリン、パトリン)のシールの配布などを行い、テントの前を歩く子どもたちの注意を引きながら、防犯クイズに興味を持ってもらうようにしました。

活動紹介の展示

PACE福山支部は、「地域安全マップ」の作り方や自分たちが普段から気を付けていることに関するポスターと、先日行った学内セミナー(詳しくはこちら)の後で作成をした地域安全マップを展示しました。

CyPat FUは、普段行っているサイバーパトロールやインスタグラムでの広報啓発活動、そして小学校でのサイバー防犯教室について紹介するポスターと、小学校で教えているインターネットのお約束についてまとめたボードを展示しました。

<活動紹介の展示の様子>

防犯クイズ

防犯クイズは、1時間おきに1日5回、PACE福山支部が未就学児や小学校低学年向けのクイズを3問、CyPat FUが小学校中高学年向けのクイズを3問実施しました。A0用紙に印刷した防犯クイズの問題を、子どもたちの前で説明しました。クイズに参加すると、素敵な(⁉)参加賞がもらえるほか、全問正解できた場合にはバルーンアートもプレゼントしました。

子どもたちがクイズに参加してもらっている間、保護者の方には活動の紹介や、小学校に行って活動していることなどを宣伝し、PACE福山支部やCyPat FUの活動を知ってもらえるように工夫をしました。

<PACE福山支部(左)とCyPat FU(右)の学生が防犯クイズをしている様子>

PACE福山支部の福山ばら祭への参加は、長年続く伝統的な行事でした。しかし、新型コロナウイルスの蔓延により、中断されていました。しかし、3年ぶりに参加することができ、さらに今年からはCyPat FUも加わって、パワーアップしたというわけです。

福山市を代表するイベントである福山ばら祭に参加して得られたことは非常に多く、来年もこのような活動をまちづくり推進部・若者・くらしの悩み相談課の方々と共に行っていきたいです。今後、地域安全マップ作りやサイバー防犯教室だけでなく、様々な活動に挑戦して、PACE福山支部やCyPat FUの名前をもっと地域に広めていき、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献したいと強く感じました。

最後に集合写真を撮影しました。

<集合写真>

ばら祭を終えたPACE福山支部、CyPat FUのメンバーの感想をいくつか紹介します。

感想(PACE福山支部)

  • 景山美幸さん(1年生・島根県立三刀屋高校出身)

今回初めて、PACE福山支部のメンバーとして学外での活動に参加しました。私は、1度だけ、クイズを担当することができました。当日までの準備の段階で、キーワードをしっかり使って説明するのが重要であるなど、子どもに教えるためのポイントを学ぶことができていたので、それを活かすことができました。

ばら祭を通して、先輩・先生方と楽しく面白く活動することができたので、今回の活動で学んだことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。

  • 藤井四季音さん(1年生・広島県立世羅高校出身)

私にとって初めて子どもたちを前にした活動だったのでとても緊張しましたが、事前に学内セミナーに参加し、先輩方に指導して頂いたことを活かすことができました。

また、今回の活動で先輩や同級生との中が深まったので楽しく活動することができました。いくつか課題も見つかったので、今後も、先輩や先生にご指導頂きながら成長していきたいです。今回のばら祭で学んだことを活かして今後の小学校での活動なども積極的に参加したいと思いました。

  • 神原知弥さん(1年生・金光学園高校出身)

ばら祭に参加して、本当に良かったと思いました。まず、人前に立つことの難しさを実感しました。子どもたちにクイズをする時には、先輩方がたくさんのアドバイスやサポートをしてくださいました。まだ、難しいと感じることも多いですが、しっかり人前で話せるようになりたいと思いました。

私は2日とも参加して、先輩方や同級生との仲をより深めることが出来たと思いました。これからも今回の活動を還元し、今後の色々な活動に参加していきたいと思います。

今年度最初の学外での活動でした!展示物や防犯クイズの準備では、どうやったら子どもたちに分かりやすく伝えられ、同時にイベントを楽しんでもらえるかという視点を重視して取り組みました。本番では、想像以上の子どもたちに参加してもらうことができ、とても嬉しく思いました。また、私たち自身もとても楽しく啓発活動ができたと思いました。2日間とも非常に暑く、大変に感じるところもありましたが、メンバーで協力して参加を呼び掛け、それぞれの役割をしっかりとこなすことができ、今回も大成功だったと思います!

感想(福山大学サイバー防犯ボランティアCyPat FU)

  • 仲田流彗さん(2年生・新田高校出身)

CyPat FUのメンバーとして初めて参加したイベントでした。右も左も分からない中、子どもに対する話し方や姿勢に苦悩しましたが、先輩方がたくさんのアドバイスをしてくださいました。試行錯誤を繰り返しながら、友達や先輩方と切磋琢磨して楽しく活動することができました。ばら祭を通して見つかった課題や成果を今後の活動に活かしていきます。

CyPatFUのメンバーとして初めて学外での活動に参加しました。私は、ばら祭の副リーダーを務めさせていただきました。全体をまとめることや指示を出すことに苦戦しましたが、メンバーの協力や先輩からのサポートもあり、なんとかやり遂げることができました。また、クイズや展示物では、どうしたら子どもたちが防犯について分かりやすく学ぶことができるか、どんなことをしたら楽しいかを試行錯誤しながら取り組むことができたと思います。ばら祭の経験を活かして今後の活動に活かしていきたいと思います。

参加・協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。今後も、PACE福山支部、CyPat FUの活躍にご期待ください!


学外イベントとしては今年度初めての活動だった福山ばら祭。コロナで断絶して活動内容の引継ぎがない中で、皆で力を合わせてなんとか成し遂げることができました。平副学長や私(大杉)も少しずつ参加しながら、防犯活動に勤しんだ2日間。ここから暑い夏がスタートし、活動報告は第二弾へと続きます。続報もご期待ください。

最後になりましたが、ご協力くださった福山市役所市民局まちづくり推進部 若者・くらしの悩み相談課の皆様に、改めて御礼を申し上げます。

 

学長から一言:心理学科の2つの防犯ボランティアグループであるPACE福山支部とCyPat FUの皆さん、福山ばら祭りでの子ども達を対象にした防犯イベントの実施、お疲れ様でした。コロナ禍で長く実施ができず、初めての経験になったメンバーも多かったでしょう。防犯のための作品の展示やクイズ、グッズの配布など、いろんな工夫を凝らした活動で、子ども達の防犯意識が向上したことでしょう。