【就職課】就職ガイダンスで業界研究を実施!
就職活動の準備として、2025年3月卒業生を対象とした就職ガイダンスを実施しています。第3回目となる就職ガイダンスを、7月18日(火)から21日(金)の期間に実施しました。その様子を学長室ブログメンバーの就職課 平がお伝えします。
参加日を選べるガイダンス
今回のガイダンスは、リクナビから講師をお招きして対面講座を実施しました。火曜日から金曜日にわたって対象学生が参加しやすいよう、5時限目を設定するなど日程調整をしました。その結果、全体で約300名の参加がありました。さらに、日程の都合上どうしても参加できない学生のために、講座内容を録画した動画の配信もセレッソより始めました。
インターンシップにも間に合う業界研究
私たちがよく目にする企業は、「B to C」(Business to Consumer) 、つまり消費者を相手に事業を行っているところが多いです。しかし、「B to B」(Business to Business)のように会社や法人を相手に事業を行っている企業もたくさん存在しており、「知っている企業」はほんの一部に過ぎません。よって、まずは知っている企業や興味のある分野の企業から視野を広げ、情報収集を行い「選択肢を増やすこと」が業界研究の第一歩であるというお話でした。
ワークで企業の繋がりを学ぶ
1つの製品(今回はお菓子)が生産・販売される過程で、どんな企業が関わっているか?というワークを行いました。受講生は、「企画」「生産」「物流」「販売」の4つの過程で、どのような企業が役割を担っているのかを考えました。商品が私たち消費者の手に届くまでに、お菓子の製造メーカーだけではなく、原材料を扱う会社、包装を制作するパッケージ会社、CMを作る広告代理店、商品を全国に運ぶ物流会社など多くの企業が関わっている事が実感できたと思います。また、就職課の平上席課長の飛び入りで,この一連の流れの中で卒業生が活躍している実際の企業名の説明があり、広島の身近な企業との関わりを具体的に学べたと思います。
自分に合っている企業か理解度チェックをしよう
「知っている企業」を増やしたあとは、それらの企業についての理解を深め、就職に向けて自分に合っているのかを確認することも重要です。今回配付された「企業理解シート」の項目をもとに情報収集を行い、自身で言語化してまとめることで、理解度をチェックすることができます。また、理解を深める一つの方法としてインターンシップや1Day仕事体験の機会を活用し、実際に会社の環境を感じることも大切なことです。まさに、今夏のインターンシップに参加予定の学生にとって、企業のどんな部分に着目すればよいのかを考える上で、大変参考になったと思います。
これからも、業界研究は続きます
今回は、業界全体や仕事の内容について講師の堤氏に説明をいただきましたが、今後も業界での企業比較や、具体的な仕事内容、必要なスキルなどを調べていくことになります。そのための支援として、今秋に「卒業生による業界説明会」を予定しています。本学では、卒業生の仕事に支障を来たさないようOB・OG訪問は控えていますが、その代わりに11月には卒業生が大学へ来校し、後輩のために社会人としての心構えや自身の就職活動体験談などを語ってくれます。これからはさらに意識を高め、自ら率先して業界研究をすすめ、来る「卒業生による業界説明会」を実り多きものにしましょう。
学生アンケートより
・業種について理解が深まり、卒業生がどんなところに就職したかを知ることができて良かった。
・B to Bの企業について知らないことが多いと思いました。
・自分らしく働くために、必要な事について詳しく知れて良かった。
・この夏休みから、就活に向けて1Day仕事体験やインターンシップに参加しようと思う。
このように、多くの学生さんに夏休みのインターンシップや就業体験に向けで意欲を持ってもらえたようです。大学へご案内いただいた1日就業体験のポスターはセレッソにも掲載していますので参考にしてください。
学長から一言:実際の就活までには未だ少し間のある人達の意識を早くから高めるための就職ガイダンスが早くも始まったようです。外部講師をお招きして伺った説明は、きっと学生諸君の就職に対する気持ちを固めるのに大いに役立ったことでしょう。