【スマートシステム学科】社会で活躍する卒業生から在校生へのアドバイス
6月12日(月)に、スマートシステム学科の卒業生、花見堂大輔さん(2019年3月卒業、広島県立府中高等学校出身)がOBとして本学科を訪問してくれました。花見堂さんは、在学中の2016年にドイツのライプツィヒで開催されたロボカップ世界大会に日本代表チームの一員として参加、福山大学学友会でも三蔵祭の企画運営に参加するなど、学生時代から大活躍でした。卒業研究は、私の研究室、身体性ロボティクス研究室(伍賀研)でロボット研究に従事してもらいました。今回の母校訪問の様子を含めて、工学部スマートシステム学科のブログスタッフである伍賀が報告します。
・2016/07/04 のブログ記事
ロボカップ世界大会に参加中のスマートシステム学科、ドイツから現地報告!
・2016/12/26 のブログ記事
現在も、株式会社共立で、ものづくりに積極的にかかわって活躍中であり、その職場は先日のNHKのドキュメント番組「100カメ」で「舞台照明会社 表舞台を輝かせるすべての裏方たちに捧げる! (2023年6月6日放送)」で紹介されました。また、学生時代のものづくり経験を活かし、デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた実験的な市民参加型の工房である「ファブラボ鎌倉」に、ものづくりのメンターとして参加するなど、とてもアクティブです。今回の来校の機会に、1年生対象の「教養ゼミ」の授業で、自身の経験を踏まえて、大学生活や就職活動に関してアドバイスするためのプレゼンテーションを依頼しました。この春入学した1年生の諸君も先輩からの体験談を通じて大変刺激を受け、大学生活に対するモチベーションが向上したようです。
教養ゼミで1年生にむけて会社での仕事、大学での経験に基づいたアドバイス
また、同日の5限に開講されている工学部横断型の実習授業である「みらい工学プロジェクト」では、フィジカルコンピューティングのテーマ班にオブザーバとして参加。花見堂さんは在学中、ロボット製作に没頭、卒業研究のテーマはマルチロボットに関するものでしたが、その知見を発揮して、電子工作に苦戦している1年生の受講生に対して指導や助言をいただきました。
みらい工学プロジェクト・フィジカルコンピューティングで後輩を指導中
スマートシステム学科の卒業生は、様々な分野の第一線で活躍しています。母校福山大学に愛着をもった人材がたくさん社会に出ていることは心強いことです。1年生をはじめとした在学生のみなさんも先輩に負けないように研鑽を積んでほしいですね!
今回の大学訪問で、「スマートシステム学科の活躍に改めて感心」との嬉しいコメント
学長から一言:在学中に学友会の有力メンバーとして大活躍の花御堂大輔さんのこと、私もよく覚えています。大学でさまざまに活躍した人は、社会人になってもやはりアクティブのようですね。後輩諸君も頼もしい先輩から多くを学んだことでしょう。これからも母校とのつながりを持ち続けて欲しいものですし、益々実力を発揮してもらいたいものです。