【経済学科】新任教員紹介(1)野村宗訓教授

今年度、経済学科には2名の教員が着任しました。そのうちの一人である野村宗訓(のむら むねのり)教授に対して、学長室ブログメンバーのKが行ったインタビューの様子をお伝えします。なお、野村教授は大学院経済学研究科長でもあります。


 

Q1:福山大学に赴任される前のこと(前職の内容等)をお聞かせください。
A1:前職も関西の私立大学経済学部に勤務していました。担当科目は「規制経済論」、「Airline Competition and Airport Business」などでした。社会連携の仕事として、市内の大学交流センターで近隣大学との共通単位講座の運営を担当していました。

Q2:福山大学の印象をお聞かせください。
A2:複数の学部がそろっている点でスケールが大きいことに加え、広大な敷地でリラックスしたキャンパスライフを過ごせるのが魅力的です。

Q3:福山大学生の印象はいかがですか?
A3:4月上旬のオリエンテーション期間中に、先輩が新入生に対して丁寧にアドバイスしている光景から、マイルドでアットホームな雰囲気を感じました。

Q4:現在の研究テーマについて簡単にお聞かせください。
A4:民営化・規制緩和で改革を進めてきた交通産業やインフラ・ビジネスの実態、公共料金の決定方法などが中心です。具体的には航空自由化と空港コンセッション(運営権譲渡)や電気料金の変化についての評価を国際比較の視点から進めています。

Q5:担当授業の内容について簡単にお聞かせください。
A5:「経済政策」の授業では、政府の役割と民間企業の活動について解説しながら、受講生が生産者・消費者としてどのような行動をとるべきか、更に行政側としてどのような制度を設計するのが望ましいのかを考えていきます。

Q6:この大学で成し遂げてみたいことがあればお聞かせください。
A6:実現できる自信はありませんが、キャンパス内の道をすべて徒歩で回ってみたいです。

Q7:趣味はありますか?
A7:コロナ前は冬スキー、コロナ後はミニ家庭菜園。

Q8:座右の銘はありますか?
A8:為せば成る!

Q9:経済学部の学生へ期待することやメッセージ等をお願いします。
A9:現実経済の動向が把握できるようになると、社会人として楽しい人生を過ごすことができると思います。アジアのみならず世界のどこかで働くことを想定して、興味のあるテーマから多くの情報を収集・整理・分析する習慣をつけてみてください。

〈3年生のゼミ生と〉

 

学長から一言:野村宗訓教授、福山大学へようこそ! 国際公共経済学会々長をはじめ重責を伴う多くの経歴や華々しい教育・研究上の実績を携えての赴任ですが、本学についての第一印象は良好だったようです。仕事の合間に、今は随所にツツジの花が咲き乱れる広いキャンパスの散策も楽しんで下さい。薫陶を受けて、どんな人材が育っていくか楽しみであり、大いに期待しています。