【情報工学科】電子情報通信学会2023年総合大会ジュニア&学生ポスターセッションで発表、特別賞(協創)を受賞!
電子情報通信学会2023年総合大会が開催され、情報工学科からもジュニア&学生ポスターセッションに5名が研究発表をおこない、うち1名が特別賞(協創)をいただきました。このことについて、情報工学科の尾関教授から紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。
3月7日(火)~10日(金)にかけて、創立100年を越える電子、情報、通信をカバーする国内最大級の学会である電子情報通信学会主催による電子情報通信学会2023年総合大会が芝浦工業大学大宮キャンパスにて開催されました。
https://www.ieice-taikai.jp/2023general/jpn/
その中で、ISS特別企画として「ジュニア&学生ポスターセッション」が3月7日(火)と8日(水)の2日間にわたって開催されました。
https://www.gakkai-web.net/ieice/iss_sp/top.html
情報工学科からも研究をまとめた4年生や、早くから取り組んでいた1年生が、下記のとおりのテーマについて研究ポスター発表を行いました。
- ISS-SP-046 折り紙教育における積極性向上のための3DCGによる遊泳オブジェクト表現の活用,北迫希望,池岡宏(福山大)
- ISS-SP-047 Spectro-Temporal Modulationによる音声感情認識の調査,村上正悟,森田翔太(福山大)
- ISS-SP-048 ペルソナデザインにおける成長ペルソナ手法によるデザイン容易性,河村脩平,宮崎光二(福山大),中道上(福山大/アンカーデザイン)
- ISS-SP-049 学生によるポインタデザインに基づくハイフレックス授業環境に適した音量ポインタの検討,三宅匠(福山大),吉原和明(近畿大),中道上(福山大/アンカーデザイン)
- ISS-SP-050 Instagram「いいね機能」を利用したコンテンツの共感度調査,庄司早苗(福山大),中道上(福山大/アンカーデザイン)
これらの発表のうち、三宅匠さんの発表した「音量ポインタ」(教員の音声の大きさでデザインが変わるポインタを検討しました)が、企業等のスポンサーが予め定めたテーマに沿って選考基準を十分に満たした発表(新たな価値を生み出すと判断された発表)に対して与えられる特別賞を受賞しました。ちなみに、今年のスポンサー企業である株式会社日立製作所様により設定されたテーマは「協創」でした。
三宅さんの喜びのコメント:「初めて対面でのポスター発表を経験し、様々な意見をいただけ、とても有意義な1日となりました。また賞もいただくことができたため、研究を進めていく上での自信にもなりました。」
研究内容が的確に伝わる良いプレゼンでした。初めての対面でのポスター発表ということで準備が大変でしたが、無事に終えることができました。お疲れさまでした。
学長から一言:電子情報通信学会の大会で設けられたジュニア&学生ポスターセッションで発表した情報工学科の5名の学生諸君、いずれも頑張りましたね。お疲れ様でした。とくに、スポンサー企業が評価し認定する特別賞を贈られた三宅匠さん、おめでとうございます。これからも益々研究を積み重ねて、新たな成果を次々と生み出してください。