【国際経済学科】トップ10プログラムレポート(Part1)

国際経済学科の足立です。今年も国際経済学科のトップ10プログラムがニュージーランドで行われ、呉講師、佐野講師の引率のもと10名の学生が参加しました。引率の佐野講師と参加した学生たちにその様子(前半)をレポートしてもらいます。
Kia ora!(マオリ語でこんにちは)
国際経済学科のトップ10海外研修の前半について佐野が報告します。2月中旬にニュージーランドへ出発し、まずはクライストチャーチに到着しました。ここでは、各学生はリンカーン大学へ通いながらホームステイを9泊しました。
リンカーン大学 正面にて
リンカーン大学での授業はもちろん全て英語で行われます。マーシャル先生とサラ先生が担当でした。
マーシャル先生の授業風景
授業ではマオリ語に触れる機会もあり、ニュージーランドの各所で先住民族であるマオリの文化を大切にしている様子が窺えます。
バスのデザイン
リンカーン大学は農業分野に強く、広大な農地や牧場を持っています。研究用に、様々な植物が植えられています。羊もたくさんいます!
リンカーン大学の農園を巡る様子
学生はそれぞれ別々のホームステイ先から大学へ通います。ホームステイ先では、ハウスルールが設けられています。例えば、シャワーの時間が決めてあったり、食事に関するルールであったり、最初は戸惑うこともありながら徐々に慣れていきました。ホームステイ先によっては、ピクニックに出かけたり、バーベキューを開催したりと様々です。
ホームスティ体験
ここからは、クライストチャーチの休日をいくつか紹介します。土日にはファーマーズマーケットが開かれて、屋台がたくさんあり多くの人でにぎわっています。
ファーマーズマーケットへGO!
リトルトンという町の付近から、ゴンドラで一気に山の頂上まで行くことができます。クライストチャーチの街並みを一望でき、絶景です!
リトルトンの絶景
最後に、毎年2月22日は、カンタベリー地震の追悼式がクライストチャーチの中心部で行われています。ニュージーランドも地震が多く、2011年の東日本大震災の前に大きな地震が発生し、多くの日本人学生も犠牲となりました。追悼式では犠牲者一人一人の名前が鐘とともに読み上げられます。
カンタベリー地震追悼式にて
今回、海外に初めて行く学生も多く普段体験できないことの連続でした。ここからは学生にクライストチャーチの生活をインタビューした内容を紹介していきます。
Q:リンカーン大学の授業はどうでしたか?
・英語を聞き取るリスニングが大変だった。日本では書くことが多かったけど、こちらでは人前で話すことや、グループでのディスカッションが多い。(Hさん)
・先生はフレンドリーで質問をしやすかった。ノリがよかった。(Kさん)
・施設がきれいで、芝生がたくさんあったのがよかった。カフェがいっぱいあったり、ビリヤード台が置いてあったり、フリースペースが多かったのが印象的だった。(Sさん)
Q:ホームステイ生活はどうでしたか?
・時間の使い方が日本と違うように感じた。家族であっても個を大切にしている印象を受けた。(Hさん)
・ホームファミリーが早寝早起きだった。21時には寝て、6時にはすでに起きていた。シャワーの時間が5分と短く、水を大切にしているようだった。(Mさん)
・水道水が飲める!(Kさん)
・家がとてつもなく大きく部屋もたくさんあって、庭もすごく広かった。(Sさん)
・ホームステイを1か月はしたかった。次回はもっと英語を鍛えて臨みたい。(Sさん)
リンカーン大学は自然豊かで、勉強をする上でこの上ない環境でした。日本ではこの時期は春休みとあって、多くの日本人学生がリンカーン大学へ留学をしていました。トップ10海外研修はこの後、首都のウェリントン、最大の都市オークランドへと続いていきます。
学長から一言:国際経済学科のトップ10プログラムで訪れたニュージーランドにおいて、まずはリンカーン大学での授業の受講やホストファミリーのお宅に分宿しての9泊のホームステイ体験。初めての海外経験の参加者もいたことでしょう。見るもの、聞くことがすべて新鮮で、それらが学びにつながります。きっと時の経つのを忘れるほどだったことでしょう。