【経済学部】ご卒業おめでとうございます!

令和5年度学位記授与式が3月20日(水)に挙行されました。大学会館ホールでの全学の式典後、学部・学科ごとに分かれて学位記の授与が行われました。経済学部の様子を学長室ブログメンバーのKがお伝えします。

 

経済学部では243名(経済学科164名、国際経済学科45名、税務会計学科34名)が無事卒業の日をむかえることができました。

学位記授与式では、経済学科の学生総代を光永鶴香さん(広島県立三原高等学校出身)、国際経済学科の学生総代を杉原生穂さん(広島県立府中高等学校出身)、税務会計学科の学生総代を足立啓太さん(島根県立松江商業高等学校出身)が務めました。杉原さんは3年連続で、足立さんも3年生のときに学業成績優秀者として表彰(学長賞)されています(令和5年度令和4年度)。すばらしい!

楠田学部長から卒業証書を受け取る経済学科総代の光永さん

国際経済学科総代の杉原さん

税務会計学科総代の足立さん

また、最も優れた卒業論文を作成した卒業生6名(経済学科4名、国際経済学科1名、税務会計学科1名)に、楠田学部長から学部長賞の賞状と記念品が授与されました。がんばりが評価されてよかったですね。3年生のみなさんはぜひ来年度の受賞を目指して、卒業論文執筆に励みましょう。

学部長賞を受賞した経済学科の岩田紘輔さん(広島県立明王台高等学校出身)

大下剛生さん(広島県・呉港高等学校出身)

森拓人さん(広島県・銀河学院高等学校出身)

八谷麻衣さん(広島県立大門高等学校出身)

国際経済学科の汪雨さん

税務会計学科の佐伯駿さん(岡山県・岡山龍谷高等学校出身)

さらに、国際経済学科の藤井永遠さん(広島県立松永高等学校出身)は日商簿記検定1級合格により、楠田学部長から学部長賞の賞状と記念品が授与されました。努力が実ってよかったですね。

国際経済学科の藤井さん

最後に、楠田学部長から卒業にあたって訓話がありました。ヘレンケラーの名言「盲目は悲しいこと。でも、見えるのに見ないのはもっと悲しいこと」「失敗をくよくよするな。明日訪れるかもしれない成功のことを考えよ」が、はなむけの言葉として贈られました。

経済学科 学部長と学科総代、学部長賞受賞者

経済学科 2年間切磋琢磨したゼミの仲間とともに!

国際経済学科 4年間いっしょに頑張った仲間とともに!

税務会計学科の卒業生

最後に、経済学部卒業生を代表し、経済学科総代の光永さんからコメントをいただきました。

「私たちの学生生活は新型コロナウイルスの影響で想定外の幕開けとなりました。1、2年生の頃はほとんどの授業がオンライン実施で、同級生とも十分なコミュニケーションを取れず、学生生活は苦労の連続でした。そんな中でも、数少ない対面授業などをうまく利用して、先生に質問したり、友人と一緒に勉強をし、課題や試験などを乗り越えました。

 入学当初思い描いていた大学生活とは大きく異なりましたが、コロナ禍だったからこそ得られることも多くありました。オンライン授業の勉強は、自分1人ではなかなか思うように学習を進めることが難しかった一方で、動画を何度も見返すことによりノートの取り方を工夫できるなど、様々な利点がありました。また、インターシップもオンラインで実施され、多くのインターンに参加できた結果、幅広い業界や業種への知識が深まりました。

 3年生からは対面の授業も増え、本格的なゼミ活動などを通して少しずつ本来の大学生活を取り戻すことができました。ゼミで参加したローカルジョブサミットでは、メンバーとぶつかり合いながらも、互いに意見を出し合い、全員が納得するものに仕上げることができました。グループワークの経験が少なかった分、大変なことも多くありましたが、活動を通して全員で一つのものを作り上げることの大切さを学ぶことができました。

 最後に、在校生の皆さん、様々なことに積極的に挑戦し、学生生活に悔いが残らないよう、有意義なキャンパスライフを過ごしてください。」

卒業生の皆さんが4月からそれぞれの道で活躍できるよう教員一同応援しています。ご卒業おめでとうございました!

 

学長から一言:全学の学位記授与式の後に行われた経済学部の式典で、楠田学部長から学位記や学部長賞を授与された皆さん、おめでとうございました! 当日は、3月下旬というのに雪交じりの冷たい雨が降るあいにくの空模様でした。しかし、ハレの日の皆さんの服装や笑顔がそれを吹き飛ばしたようです。4月からの活躍を心から祈っています。