【機械システム工学科】福山工業高校で「工業探求プログラム授業③」を実施しました!

11月16日に福山工業高等学校で第3回目の工業探求プログラムを実施しました。第3回目は、機械システム工学科の小林と機械システム工学科4年生の木村君、岡田君で指導を行いました。この様子を工学部機械システム工学科の学長室ブログメンバーの小林が報告します。

第1回目は、開発プログラムの内容やロケットの歴史、ロケット工学の基礎などの講義を行い、第2回目は、ロケットの主要部品である、ノーズコーンとエンジンマウントの設計を行いました。

第3回目は、ロケットの設計です。設計には、福山大学で開発したモデルロケット解析プログラムを使用しました。解析プログラムは、ロケットの飛翔高度と安定性を確認することができます。

<ロケット制作についてアドバイスをする木村君>

 

ロケットの設計に関して木村君がアドバイスしています。木村君は、10月21日筑波で開催された全日本モデルロケット大会に自作したロケットで参加しました。ロケット制作のノウハウを伝授しています。

<3Dプリンタの造形物についてアドバイスをする岡田君>

 

機械システム工学科4年生の岡田君は今回から参加しています。岡田君はロケットの制作経験は少ないですが、設計や3Dプリンタでの造形に関してアドバイスしています。

第3回目でロケットの設計はほぼ終わりました。次回(12/21)は、第1回目の発射実験を実施します。

工業探求プロフラム授業③ の様子は,学科YouTubeでも紹介しています。https://youtu.be/RirekZ5DkEM

 

学長から一言:機械システム工学科による広島県立福山工業高校での出前授業も第三弾になりました。今回は解析プログラムや3Dプリンタを使ったロケット本体の設計。いよいよ佳境に入ってきたようです。さて、どんな作品が完成することでしょう。青空に向かって福工生の自作ロケットが飛翔する日が待たれます。