【電気電子工学科(スマートシステム学科から令和6年4月名称変更)】卒業研究中間発表会を開催!

工学部スマートシステム学科 (2024年4月より電気電子工学科に名称変更、フェイスブックはこちら)では、9月30日(土)に4年生の卒研生が卒業研究のテーマとして取り組んでいる研究の中間発表会を開催しました。この様子について、スマートシステム学科の伍賀が報告します。

今回の発表は、工学部棟3階の講義室で開催されました。今回の卒業研究発表会・中間発表会も昨年同様、実際の口頭発表に遠隔会議を組み合わせたハイフレックス方式で開催しており、4年生は実際の会場での口頭発表を行い、3年生以下の学部生はそれをzoomで視聴するという形式です。1人の発表の持ち時間は、プレゼンテーション7分と質疑応答3分の計10分間で、各発表は、研究目的の理解・研究への積極性・研究の進捗・プレゼンテーション方法・質疑応答の5項目で点数がつけられ評価されます。

ハイフレックス方式での発表会を説明する香川学科長

今年の卒研生も、中間発表のために実験を進めたり、プレゼンテーション資料の作成をしたりと準備に力を入れており、夏休みの後半からコツコツと作業する学生の姿が見られました。来年4月より、電気電子工学科に名称変更するスマートシステム学科は、現在も電気・電子工学分野の幅広い技術と知識を学ぶことができます。今年の卒業研究の研究テーマの特色として、グリーンカーボン、ブルーカーボン、SDGsを題材とした瀬戸内海の海洋探索、スマート農業に焦点をあてたものが数多くみられました。これは、福山大学のブランディング事業「瀬戸内の里山・里海学」に関連した学科の取り組みの一環でもあります。

歌谷研究室の往田君の「ハーブ栽培支援の研究」

沖研究室、水井君の水中ドローンに関する研究

また、今年度の特徴として5名の留学生が卒業研究に従事し、日本語での中間発表を行いました。母国語ではないプレゼンテーション、質疑応答のため、なかなか苦労している場面も見られましたが、国際色のある発表会になったのではないかと思います。

 

香川研究室、劉君のロボットアームによる自動摘果の研究

卒業まで、あと半年を残すのみとなり、卒研生の皆さんには学生生活の総まとめのつもりで、悔いの残らないよう卒業研究や学業や学生生活に取り組んでいってほしいですね!

 

学長から一言:電気・電子分野の学修に取り組む来年3月に卒業予定の皆さんが卒業研究で頑張っていますね。中間発表会の会場以外に、ハイフレックス方式で他の場所でも多くの下級生が視聴できるのも今風で結構。福大ブランドの研究「瀬戸内の里山・里海学」につながるテーマが多いというのも嬉しい限りです。今回の発表会で得られたアドバイスを活かし、さらに高度な研究に仕上がることを願っています。