【工学研究科】エンタテインメントコンピューティング2023でAR迷路デザイン案を発表
エンタテインメントも研究です。大学院生がAR迷路に向けてコンテンツのデザイン案を発表しています。工学研究科の中道から紹介します。
今年はエンタテインメントコンピューティング研究会が設立されて20年になります。
Entertainment Computing 2023
主催:情報処理学会 エンタテインメントコンピューティング研究会
https://ec2023.entcomp.org/
工学研究科1年の田邊さんが研究開発中のAR迷路コンテンツのデザイン案を同研究会で発表してきました。
テーマ:人間行動計測環境「5x5Cuboid」の提案とAR迷路オブジェクトの検討(発表者: 田邊基起、山中正敬、 西山佳吾、 小山惇之介、 中道上)『 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集』2023年08月、 pp.321-324所載。
AR迷路は、巨大迷路の壁の代わりにARコンテンツを表示して通れる・通れないを判断してゴールを目指す環境です。AR(Augmented Reality)とは、仮想空間の情報やコンテンツを現実世界に重ね合わせて表示することなどにより、現実を拡張する技術や仕組みを指します。
今回の発表では、どのようなARコンテンツが巨大迷路として適切かについて発表しています。以前の発表を知っている方も来ていただいて、多くのコメントをいただくことができました。
この研究成果は、10/28の大学祭にて体験していただけるように準備中です。ぜひ体験しに来てください。
学長から一言:AR迷路というのは、“エンタテインメント”研究会で発表するくらいですから、きっとワクワク、ドキドキするような興味深いものなのでしょう。実際に体験して見ないと、その面白さは分からないかもしれません。来る10月末の大学祭では体験可能とのことですから、多くの来場者に味わってもらいたいものです。