【健康栄養科学科】カープ選手へランチを提供しました!
1月16日(木)に健康栄養科学科の学生が、「瀬戸内ローズフィールド」で、広島東洋カープの29ケムナ誠選手と34高橋昂也選手、宮本健志トレーナーに、応援ランチを提供しました。学長室ブログ委員の石井がご紹介します。
五洋医療器株式会社の小坂正記代表取締役社長から、管理栄養士をめざす福山大学の健康栄養科学科の学生なら、スポーツ選手のために食事を提供できるのではないかと、ご依頼をいただきました。
「瀬戸内ローズフィールド」は、小坂社長が、健康から福山市を活性化させたいという願いから2023年に設立されたスポーツトレーニング施設です。1月中旬には、広島東洋カープの選手が自主トレーニングのため、施設を利用していましたので、その期間に選手の食事を提供できたらということでした。
さて、この日のランチメニューは、ご飯、豚汁、蒸し牡蠣、ぶり大根、棒棒鶏、ローストビーフとサーモンのサラダ、ほうれんそうとしめじのお浸し、オレンジゼリーです。もちろん全部手作りです。トレーニングでの体づくりを支えるために、エネルギーをしっかり摂取できて、高たんぱく質、高ビタミンの栄養バランスの良い献立を考えました。
前日に大学で仕込みを済ませ、当日は瀬戸内ローズフィールドで仕上げ調理を行います。棒棒鶏に使う鶏むね肉を丁寧にほぐします。鶏むね肉は、高たんぱく質、低脂質で、筋肉量を増やしたい選手にとってうれしい食材です。
ローストビーフとサーモンのサラダのサラダを盛り付けています。トレーニングの疲労を残さないために、ビタミン、ミネラルを補給できる野菜をたくさん使っています。また、牛肉、サーモン、卵を使用することで、たんぱく質の補給と、不足しがちな鉄を摂取することができます。
サーモンは、薔薇の花に見立てて盛り付けました。
福山らしく、見た目も華やかになりました。
オレンジゼリーを盛り付けます。果物は、おいしく、ビタミンCをたくさん摂ることができます。
学生が相談しながら、手際よく盛り付けていきます。とてもきれいに盛り付けできました。
他にも、冬が旬でおいしい牡蠣を蒸し牡蠣にしたり、大根がとろとろになるまで煮込んだぶり大根を作りしました。牡蠣は、亜鉛が不足しがちなので摂取したいというケムナ誠選手のリクエストに、ぶり大根は、魚が食べたいという高橋昂也選手のリクエストに応えて、用意させていただきました。
お気づきでしょうか?今回のメニューは、食物アレルギーに配慮して乳製品や小麦粉を不使用で、栄養価を整えています。
午前中のトレーニングを終えた選手の皆さんがランチ会場にいらっしゃいました。
皆さんが揃ったところで、いただきます。
食事は、もちろん、選手の皆さんに大変好評でした!!
おいしい、きれいとお褒めいただき、学生もほっとして、大変喜んでいました。本日の食事のポイントをまとめたリーフレットもお渡ししました。
みんな一緒に食事をしながら、選手の皆さんと交流をさせていただきました。スポーツ選手にとっての食事のお話や、管理栄養士を目指す学生のお話、好きな食べ物のお話まで… 選手の皆さんはとても気さくに話してくださり、大変盛り上がりました。
食事交流が終わったあとは、ケムナ誠選手、高橋昂也選手のご厚意で、サイン、記念写真を撮影していただきました。お二人とも、フレンドリーに対応してくださり、学生もとても楽しそうにしていました。
今回の交流を通して、広島東洋カープのことが更に好きになり、応援に力が入ります! ケムナ選手!高橋選手!頑張ってください!!
健康栄養科学科の学生にランチ提供、食事交流の場を設けてくださった、ケムナ誠選手、高橋昂也選手、宮本健志トレーナー、小坂正記社長をはじめとする五洋医療器株式会社の皆様へ、厚く御礼申し上げます。 (実施責任者:西 彰子准教授、 報告記事:山崎真優助手)
学長から一言:五洋医療器株式会社の小坂正記代表取締役社長からのご依頼に応えて、健康栄養科学科の西准教授の指導の下、学生の皆さんが広島カープの選手に特別メニューの食事を提供し、食の面から激励という意義ある活動を実施。栄養バランスや選手からのリクエストを考えて、素晴らしいランチが出来上がり、美味しくて大いに満足してもらったようです。参加した皆さん、お疲れ様でした。でも、得がたい経験でしたね。