【ダイバーシティ推進室】 第3回Chance Making講座を開催しました

7月26日(金)にダイバーシティ推進室のダイバーシティ推進の取り組みとして「Chance Making講座」を開催しました。その様子について、ダイバーシティ推進室長の工学部建築学科佐々木准教授からの報告を総務部庶務課の佐藤が紹介します。

 


ダイバーシティ推進室では、多様な価値観や経験に触れる機会を増やすために「Chance Making講座」を開催しています。これは、大学生活の中では学部や学科の同質な環境に留まりがちで多様性に触れる機会や情報が少ないことから、多様な価値観や経験を持つ人の経験を聞くことで、自分の可能性を広げるきっかけとしてもらおうと企画した講座です。

第3回目は2024年7月26日(金)に未来創造館1階Display Cornerで開催されました。講師は、経済学科の崔嵋汀助教です。テーマは「”大丈夫です”海外女子大出身教員が語る文化を超えるコミュニケーションのコツ」として、日本、韓国、アメリカにまたがる経験や出会った人たちを紹介してくれました。講座はインタビューアーのSuzuki Heather Anne助教との会話形式で進められました。

日本語を母語としない2人による日本語のトークでした。素晴らしい語学力です。 (左 崔助教、右 Suzuki助教)

崔助教が使った6枚の写真。どんな内容だったか想像できますか。

街に大きく掲げられたレインボーフラッグの写真をみながらの話は特に心に残りました

講座では写真を見ながら実際に経験したことを話してくれます。もちろん核となるのはダイバーシティ、多様性の理解です。世界は広く、可能性がたくさんあることを学生のみなさんに伝えてくれました。

講座の内容はアーカイブに残さないので会場にいた人にしかわかりません。ネット上で動画をみるのとは違い、その場にいることで時間と空間を共有して、自分の経験にすることができます。これも経験を増やすChanceの一つなのです。

質問タイムでは、学生からたくさんの質問があり、双方向のトークになって、とても楽しい時間となりました。終了後に寄せられたアンケートでは、もっと話が聞きたかった、刺激になった、自分も新しいことに挑戦してみたい、経験を積んで自分に向いていることを考えたい、自分に大丈夫って言い聞かせて頑張ろうと思う、などのうれしいコメントが寄せられていました。

「Chance Making講座」は年2回、開催しています。次回は 2024年12月6日(金)17:00−18:00です。Presenterは山形大学 人文社会科学部 人文社会科学科 客員研究員の濱本有希さんです。テーマは「新しい世界に飛び込もう!科捜研から大学研究職へ、そして子育て」です。こちらも多様な経験や価値観を聞くチャンスです。ぜひ参加ください。

会場準備の都合で参加希望者はformsでの申し込みをお願いします。
申込フォーム
https://forms.office.com/r/haiCbZWbMc

講座のポスターはこちら(リンク)

 

学長から一言:ダイバーシティ推進室が企画し運営する「Chance Making講座」が、今回で3回目。毎回のスピーカーが自身の経験を踏まえて、チャンスをうまく捉えて、大きく成長、発展する極意を語り、聴衆は思わず引き込まれます。周りを見渡すだけでも、実に多様性に溢れた大学であることを痛感します。