【人間文化学科】教育実習に向けて模擬授業が開催されました!

 人間文化学科では、毎年、教員免許の取得を目指す4年生が円滑に教育実習を行えるように、実習前に模擬授業を行います。これは教職課程の授業とは別に実施されるもので、本学科独自の取り組みです。今年は4月下旬から5月にかけて、教育実習に臨む国語5名、社会・地歴8名の合計13名の学生による模擬授業が行われました。この様子を学科の学長室ブログあらためFUKUDAI Magメンバーの古内がお伝えします。

 

 人間文化学科では、

   中学校教諭一種免許状(国語・社会)

   高等学校教諭一種免許状(国語・地理歴史)

という4種類の教員免許が取得可能です。2014年以降の9年間で教職に就いた卒業生は18名で、中学校や高校の教員として活躍しています。

 教育実習は、教員免許の取得を目指す教職課程の中でも、実際の学校教育の場において教科指導、生活指導などを行う重要な実習です。この実習前に行われるのが模擬授業になります。まず、事前に教員の指導のもと教材研究を深め、学習指導案を作成します。

そして、当日は教科に関する教員および教職課程を履修している1年生・2年生・3年生を前に15分~20分の模擬授業を行います。

 授業後は、参加者全員で授業の振り返りを行います。4年生の授業について、生徒役の下級生が多くの質問や意見を寄せてくれました。また、教員からは、板書の字をもう少し大きくする、スライドやプリントの活用方法についてなどの細やかな助言や指導がありました。

 この記事が公開される頃には、多くの4年生が教育実習を終えていると思います。中学校・高校で授業を行い、生徒と関わったことは、教職課程での大きな学びと経験になったと思います。ぜひ、教育実習の経験を活かして、今後の教職課程の授業も頑張ってください。

 

学長から一言:人間文化学科からは毎年、何人かの学生が中学や高校の国語科や社会科、地理歴史の教員免許を取得して卒業します。みんな在学中に教職課程の諸科目を追加的に履修し、4年次に主として出身校での教育実習に出かけ、後期には教職実践演習という仕上げ的な科目を受講して免許取得のゴールに到達です。もうひと頑張り、頂上はもう目の前です。