【情報工学科】情報処理学会が主催する「情処ラジオ」に上野助教が出演しました
情報処理学会のInfo-WorkPlace委員会が主催する「情処ラジオ」、上野助教からの出演報告です。
学科のFUKUDAI Magメンバーの中道がお伝えします。
情報工学科の上野です。
情報処理学会は、1960年の設立以来、発展する情報処理分野で指導的役割を果たすべく活動しています。Info-WorkPlace委員会では情処ラジオにてダイバーシティを考え、さまざまな方の声を配信しています。
今回、お誘いいただき出演させていただきました。
トークテーマは「ハラスメント検出という研究テーマを通じた学生生活」です。私は学生時代、市販のセンサ(スマートフォンやスマートウォッチなど)で取得できる情報を使ってハラスメントを検出する研究をしていました。
世界でも研究事例が極めて少ないテーマです。そんな変わった研究をしていると、
- どのような実験をしたらよいか分からない
- 研究の着地点が見えない
- 研究分野が分からない、理解者が少ない
といった問題が起こっていました。さらに福大に赴任前の指導教員は「IoT、衛星通信、情報理論」が専門であり、私の研究とほとんど関係のない分野の方でした。
なぜこのような状況で「ハラスメント検出」というテーマに取り組んでいたのか。そして、どういう経緯で大学教員になったのか、詳細はラジオをご覧ください。研究職志望の学生は特におすすめの内容になってます!
YouTube版:https://youtu.be/FzwV6e_HAao?si=CdRxTZfeyYyHO39P
Podcast版:https://podcasters.spotify.com/pod/show/ipsj-radio/episodes/ep-e2kq37p
学長から一言:上野助教が情報処理学会の委員会が運営する「情処ラジオ」なる番組で自らの研究について披露。YouTubeで確認したところ「ハラスメント研究する博士→すぐに助教になる方法」というタイトルでした。ひとまず安定したポストを得た今、これまでの研究を深化させ、素晴らしい成果があがりますように、期待しています。