【工学部】みらい工学プロジェクトでベネッセ塚本様によるサービスデザイン追体験
工学部みらい工学プロジェクト「UXデザインに基づくサービスデザインプロジェクト」では、今年度はゲスト講師として株式会社ベネッセコーポレーションから塚本悠様をお迎えしてサービスデザインについての授業とワークを実施していただきました。その様子を工学部の中道が紹介いたします。
工学部のみらい工学プロジェクトは、工学部各学科が協調して取り組む学科横断型の教育プロジェクトです。様々なテーマのプロジェクト授業が実施されています。その中の「UXデザインに基づくサービスデザインプロジェクト」では、実際のユーザーを具体的にイメージしたうえでHappyなストーリーを提供するサービスをデザインします。
今年度も、福山大学内の広報担当者をクライアントに迎えて、「受験生の欲しい情報を届ける」をテーマとして、そのためのSNS戦略のデザインをふまえてLP(Landing Page)案を企画しています。
今回は、研究つながりで日頃からお世話になっている、株式会社ベネッセコーポレーション経営企画推進本部にて新規事業を担当されている塚本悠様にゲスト講師としてお越しいただきました。
7/22に行われた授業では、新規事業のときに「新しくサービスをつくる実践的なステップ」にもとづいて授業、ワークが行われました。ワークはMentimeter(メンチメーター)を使ってライブ形式のアンケートや投票をリアルタイムにフィードバックして行われました。
ワークの一部を少し紹介しましょう。
「自分のことを考えてみるワーク」
あなたが好きなこと・ものはなんですか?
あなたがキライなこと・ものはなんですか?
1年の受講生だけでなく、2年・3年の上級生や大学院生も参加してくれました。めったにない機会ということで学生からも積極的に質問があり、塚本様の実践的な経験をお聞きすることができました。
また塚本様が実際にサービスを工夫した体験を提供していただいて、追体験するような形で行われました。実際に実践的な体験をすることは難しいですが、追体験することで実践的な経験につながりそうです。普段の授業のなかではなかなか考えることができない視点も多く学べたと思います、ご講演ありがとうございました。
学長から一言:学科横断で工学部が取り組む授業「みらい工学プロジェクト」では外部講師を迎え、日頃はなかなか味わえない実践的な学びが展開したようです。門外漢には専門用語は理解不能ですが、顧客に対する新たなサービスを考案し提示するという、いわば「無から有を生む」過程を追体験させて下さったベネッセコーポレーションの塚本悠様に私からも御礼を申し上げます。