【工学研究科×薬学部】医療情報学会春季学術大会で医工連携・産学連携研究テーマをポスター発表
第28回日本医療情報学会春季学術大会(シンポジウム2024)で医工連携・産学連携研究テーマを工学研究科1年の小山さんがポスター発表を行いました。工学研究科の中道から紹介します。
第28回日本医療情報学会春季学術大会(シンポジウム2024)が、かずさアカデミアパーク(千葉県木更津市)にて開催されました。
https://jami2024symp.net/
第28回医療情報学会春季学術大会は、アクセスがいくぶん限られる開催地にもかかわらず、参加登録者数1600名、現地参加者数1000名を超え、多くの方々が参加しました。
福山大学からも工学研究科1年の小山さんがポスター発表を行いました。
小山惇之介, 中道上, 山田俊哉, 山下純,「確認作業支援ツールのユーザーテストによる妥当性確認」『日本医療情報学会 第28回日本医療情報学会春季学術大会(シンポジウム2024)論文集』 Jun. 2024, pp.2-PB-08-2.
本研究では、薬局業務の確認作業において確認を証明する適切なフィードバックを提供することが支援につながると考え、フィードバックとしてハイライト表示に着目した確認作業支援ツール「ハイライトレコーダー」を開発しています。開発にあたっては情報工学科と薬学科で医工連携、また企業の支援も受けて特許取得にも向けて産学連携という形で進めています。
発表では、医師・看護師・薬剤師などの医療関係者をはじめ、さまざまな企業関係者からコメントをいただきました。発表の様子でポスターに貼られた付箋からも多くのコメントをいただいたことが伝わるかと思います。
発表した工学研究科1年小山さんのコメント
「もともと想定していた使い方だけでなくより多くの利用方法についてもコメントいただき、気づいていなかった技術応用分野を知ることができました、本当にありがとうございました。」
学長から一言:工学研究科1年の小山さんおよびこの共同研究に参加の薬学部関係者を含む皆さん、日本医療情報学会春季学術大会での発表、お疲れ様でした。会場では、医療関係者の皆さんをはじめ、来場の方々からいろいろなご意見も頂戴できたようで、新たな研究への弾みがついたことでしょう。