【情報工学科】高校生向け学科紹介配布資料の作成にUXデザイン演習のSAが協力

大学では定期的に高校向けの配布資料が準備されます。今回、UXデザインを学び工学部みらい工学プロジェクト「UXデザインに基づくサービスデザインプロジェクト」の運営にも携わるSAが協力してくれました。この協力について、FUKUDAI Mag担当、情報工学科の中道から紹介します。

 

工学部では、電気電子工学科・建築学科・情報工学科・機械システム工学科を横断する「みらい工学プロジェクト」を実施しています。その中でアンカーデザイン株式会社のVice President of Design Science(デザイン研究担当部門長)も兼任する中道が「UXデザインに基づくサービスデザインプロジェクト」を担当しています。

UXデザインの「UX」は「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」を略したもので「ユーザー体験」を指します。ユーザー向けデザインを担当するUXデザイナーは、デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進人材として期待されています。

参考:デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査
https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20190412.html

今回、UXデザインを学び、授業の運営にもボランティア協力してくれているSA(Student Assistant)を務める情報工学科3年の庄司さん、小野さんが高校向けの配布資料の作成に協力してくれました。ターゲットが高校生であることを意識して学生自身に教員のサポートのもとデザインを進めてもらいました。

  • 無料で使えるオンラインのビジュアルツールキットCanva(キャンバ)でデザイン案を検討
  • 過去のコンテンツ(WEB magazine)からマガジンタグで記事を抽出して適切なコンテンツの選定
  • 大学ブランディングを進めるための大学カラー、工学部カラーのカラーコードの確認と適用手順の説明

実践的な手順で進めています

実践的な手順で進めています

完成した配布資料

完成した配布資料

じつは協力してくれた学生にもメリットがあります。デザイン業務がある企業ではポートフォリオとして制作物の提出を求められることがあります。今回作成した配布資料も制作物として提出する予定です。
庄司さん、小野さん、ご協力、本当にありがとうございました。

 

学長から一言:高校生に向けて情報工学科についてアピールする資料の作成で一肌脱いでくれた3年次生の庄司さん、小野さん、よく頑張りましたね。他人に何かを伝える配付資料を作成しようとすれば、そのことについて良く理解しているばかりでなく、人の目を惹き付ける魅力的なデザインであることが必要です。この作業はきっと二人の実力を伸ばすことにつながりますよ。