【工学部・安全安心防災教育研究センター】「Maker Faire Kyoto 2024」に出展してきました!

2024年4月27(土)28(日)日の2日間、京都けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)にてものづくりの祭典「Maker Faire Kyoto 2024(メイカーズフェアきょうと)」が開催されました。予告していましたように、工学部と安全安心防災教育研究センターが連携し「福山大学MAKERS」のテーマで出展を行いました。大変盛り上がったこのイベントの様子を、工学部電気電子工学科の伍賀がご報告します。

今回出展した「福山大学MAKERS」ブースでは、工学部4学科の研究内容が紹介され、特に情報工学科・山之上教授の「シン・3次元表示装置」、「テレポートドレッサー」等のLED表示デバイス、電気電子工学科・沖准教授が開発している「中生物観察無限軌道(海中ROV)」が来場者の耳目を集めていました。

メイカーズはモノづくりの祭典ですが、テクノロジーだけでなく美しさやデザインも大きく評価されます。美しく輝くLEDを使ったものや、楽曲を奏でるものが人気で、沢山の人々に興味をもってもらえたようでした。LEDを使ったものは「これなんだろう?」と小さいお子さんや家族で来場されている方にも興味を持ってもらえているようでした。

福山大学MAKERSのブース。山之上教授のシン・3次元表示装置が目を引きます

また、沖准教授が開発している海中ROVは、タブレット端末から実際にキャタピラやスクリューがコントロール可能で、カメラも操作できる形で展示し、来場の方々に操縦体験をしてもらいました。こちらの展示も、小さいお子さんや、ロボット競技に参加している大学生の方々に大人気でした。

海中ROVの操作説明する沖准教授、テレポートドレッサー装着の山之上教授

福山大学のブースは、「エレクトロニクス」のカテゴリに分類されていましたが、全国各地の大学や高専の研究室からの出展である「教育」、学生が中心の「YoungMakers」があり、ハイレベルなロボット、一発芸をする面白いロボットがあり、研究の刺激や参考になりました。また、福山市出身の方々や、福山大学の卒業生の方々が我々のブースを訪れてくれました。現在の、福山大学工学部の取り組みや、大学ブランディングプロジェクトの概要を聞いていただきました。

2日間、多くの方々に来訪をしていただきました。

「福山大学MAKERS」は、室内のブース出展だけではなく、みらい工学プロジェクトで取り組んでいる人工知能搭載の電気自動車を屋外展示しました。メイカーズフェア京都会場も大変広く、沢山の参加者と来場者があり、福山大学の存在感をアピールできたのではないかと思います。

 

メイカーズフェア京都2024 集合写真

 

学長から一言:京都で開かれたモノづくりの祭典「メイカーズフェア」に出展した工学部の作品は、会場で大いに注目を集めたようです。日頃の研究や研鑽の結果を多くの方々に知って頂く又とない機会。きっと力が入ったことでしょう。会場での反応も踏まえて、さらに斬新な研究成果が上がりますよう!