【工学研究科】日本計算機統計学会シンポジウムで大学院生が研究発表

2024年10月24日(木)~26日(土) に日本計算機統計学会の第38回シンポジウムが能楽堂ホールtenjin9/岡山市立オリエント美術館(岡山県岡山市北区天神町9-24) で開催されました。工学研究科の中道、天満からその様子について紹介します。
https://jscs.jp/conf/sympo38/

 

本シンポジウムでは、産学官連携におけるデータサイエンス活動、統計教育・データサイエンス教育、スポーツデータアナリティックスなどをテーマに企画セッションを設け、統計計算の成果報告のみならず、医療、製薬、ものづくり、地域活性化、教育、スポーツなど、現代が抱える課題をデータと計算機の観点から議論します。

工学研究科1年の小山さんは計画的な分散備蓄やローリングストックを目指して、飲料水の購買予測のための時系列予測手法を比較して、下記のテーマで研究チームを代表して発表しました。

 「飲料水購買予測における時系列予測手法の精度比較」 小山惇之介, 山田俊哉, 天満誠也, 中道上, 日本計算機統計学会第38回シンポジウ ム講演論文集, pp.30-33, 2024年10月.

小山さんの発表

小山さんの発表

メイン会場の能楽堂です

メイン会場の能楽堂です

指導教員と記念撮影

指導教員と記念撮影

発表者の小山さんからの説明と感想です。
「今回は、初めての統計分野での研究発表ということで少し緊張しました。質問も統計手法に関する質問が多く、統計の学会だなと感じました。指導教員とともにサポートしていただいたNTTテクノクロス株式会社の山田俊哉様も応援に来てくださり、本当にありがとうございました。」

 

学長から一言:日本計算機統計学会のシンポジウムで発表の大役を無事に終えた工学研究科1年の小山惇之介さん、お疲れ様でした。会場での質疑応答を通じて、新たな研究のヒントが掴めましたか。それにしても、現代的な情報関係の発表内容とは真反対に思える能楽堂で開催のシンポジウムとは、何とも印象的なコントラストです。