【就職課】経営者と学生との懇談会“Bingo Job Lab” 参加者満足度100%!!
広島県中小企業家同友会に所属する備後地域の経営者と学生との懇談会「Bingo Job Lab」を7月23日に開催しました。その様子を就職課の平が紹介します。
Bingo Job Lab(ビンゴ ジョブ ラボ)は年2回開催しています。今回は、昨今の就職活動の早期化に伴い、夏季休業前の7月に前倒しで実施しました。参加者は、備後地区の経営者8名と、3年生および2年生の学生13名です。内容は2部制で、前半はディスカッション、後半は模擬面接を行いました。
ディスカッション:経営者と話そう!
経営者2名と学生3~4名を1グループとして、決まったトークテーマはなし!お互いに知りたいことを聞きあうグループディスカッションを行いました。
学生側からは、
・企業の求める人材像
・大学時代にやっておいた方がいいこと
経営者側からは、
・現在の就活状況
・働くことへのイメージ
について話題があがりました。
ディスカッションの最後には、各グループ代表の学生がグループ内で出た内容をまとめ、発表しました。あるグループでは、「働く上で大事にしていること」というテーマが出たようです。その中で、学生からはアルバイトの経験を通してわかった職場の人間関係の大切さ、経営者からは意見を言いやすい環境づくりや職場全員との面談の取り組みについて、話し合われました。
模擬面接:自己PRを伝えよう!
学生が用意した履歴書の自己PRをもとに、簡単な模擬面接を行いました。学生は、想定外の質問も受けながらも懸命に答えようとする姿勢が窺えました。また、経営者の方々は、前半のディスカッションでつかんだ学生の様子も踏まえて、学生の意見や経験について「言語化」しやすいように丁寧に質問をされました。参加学生は、今後の就職活動に向けた自己分析の機会を得られたことと思います。
履歴書に書ききれなかったことを話そう!
模擬面接の後は、それぞれの学生に対してフィードバックをしていただきました。
そこで、一つポイントにあがったのが『履歴書に書けていないことを話せるようにする』ことです。面接担当者は、履歴書を見ながら面接を行います。そのため、実際の面接での自己PRでは、履歴書に書いてあることだけ話すのは“もったいない”とのことでした。
面接では、「履歴書に書いていないアピールポイント」や、「書ききれなかったエピソード」を伝えることを意識すると良いそうです。そして面接官の方からも、書いていないところを深掘りした質問をするので、スムーズに話せる心構えをしておくことも大切とのことでした。
また、言葉で伝える際に、率直に自分のことを伝える姿勢は大切だけれど、より好印象な言葉を選ぶことも重要だと教えていただきました。
参加学生のアンケートより
今回のBingo Job Labの満足度は100%でした。それぞれ得たものがあり、充実した時間を過ごせたようでした。以下、学生のコメントを一部紹介します。
・社長さんたちと何を話せばいいか分からなくて、参加を直前まで悩んでいたけれど、質問時間やワークもがあったので気軽に参加できました。
・すごく話が上手で、社長の方達はかっこいいなと思いました。
・後半になって笑顔が見えてきたけど、初めから笑顔でコミュニケーションを取ると相手の感じ方が違うと言われました。
・他の人と対話している時も、面接官の目を見て接することが大切だと知りました。
・大学生活の中で体験できることは、できるだけ体験しておくことが良いという話が印象に残っています。
また、次の就活を見据えた前向きな意見もありました。
・アドバイスいただいたことを、学校生活や就職活動、社会人としての行動に活かそうと思います。
・初めて面接を受けて緊張したが、いい経験になりました。今後の就活に生かそうと思います。
・ご指導ありがとうございました。周りの方や社長からの言葉で、自分の未熟さを痛感しました。インターンがんばります。
最後になりましたが、お忙しい中ご参加いただきました広島県中小企業家同友会の会員企業である株式会社カワムラ機工、株式会社ケンユー、有限会社三愛機工、株式会社昭和工業所、株式会社豊田工業所、株式会社徳一、福山ステンレス鋳工株式会社,株式会社山本屋の経営者の皆様、ご協力いただき誠にありがとうございました。
学長から一言:今年も広島県中小企業家同友会の会員各社のご協力を得て開催された経営者と学生との懇談会「Bingo Job Lab」の充実の様子が伝わって来ました。就職活動の早期化に伴い、例年より前倒しで実施の催しに、ご多忙の中、駆け付けて下さり、有益なお話やさまざまなご教示を本学の学生に与えて下さった経営者各位に対して、私も心から御礼を申し上げます。