【海洋生物科学科】尾道マリンフェスタにタッチングプールを出展!!

海洋生物科学科では、学芸員資格取得のための博物館実習やマリンバイオセンター水族館の管理などを通して、身近な海洋環境や海洋生物などの実物教材を用いつつ、より効果的な海洋教育の実践を模索し、学生達の理解を深めています。今回は、尾道マリンフェスタに参加した学生たちの出展(タッチングプール)について、海洋生物科学科の水上講師と同学科学長室ブログメンバーの阪本がお伝えします。

尾道マリンフェスタ

尾道マリンフェスタ in フェアウィンドの開催経緯をまず説明しましょう。

このイベントは、海事都市尾道の象徴「連なる島々と内海」が紡いだ歴史や文化に支えられ、マリンスポーツが尾道ブランドとなり海事産業の活性化を促し、尾道が賑わう将来像を目指して活動する「尾道海属」の事業です。この趣旨に賛同した向島ドック㈱マリーナ事業部「マリーナフェアウィンド」が、令和5年に続き「海を体感するイベント」として企画・開催されました。このマリーナ事業部の方々は、様々な海のイベントに参加している海洋生物科学科の学生達の活躍に、日頃から関心を寄せて下さっています。今回、同事業部から「普段海の生物に触れ合う機会が減っている子どもたちを対象としたタッチプールを出展して欲しい」との依頼が届き、実現したものです。鉄鋼加工や配管などの専門技術を持たれた皆さまが揃った現場ですので、出展に使用する水槽や循環ろ過などの設備の準備はすべて先方にお任せし、マリンバイオセンター水族館からは海の生きものと学生達が出張しました。このイベントは、5月18日(土)と翌19日(日)の2日間開催されました。

イベント会場

学生たちは動物福祉の観点から、水槽内の「生きもの触れ合いルール」を事前に決めて、来場者に説明しました。

「生きもの触れ合いルール」の案内

18日(土)のお昼には「学生たちのステージトークイベント」もあり、全員が自己紹介や普段の学生生活の様子など、活気あるわが海洋生物科学科の雰囲気を紹介してくれました。

学生たちのステージトーク

2日間の来場者数は2,500名に及び、タッチングプールの利用者も1,000人超え、会場が大いに賑わいました。

タッチングプールの参加者

学生達の活躍を気に入ってくださった参加者からは、「次はうちのイベントでもぜひ!」とのお声を複数いただき、連鎖的な活動の環の広がりを感じる2日間となりました。

イベントに参加した学生たち(一番左は水上講師)

学生の「想い出の一枚」

今回のフェスに参加された皆さまの活気に劣らず、学生達の楽しく活動する笑顔が大いに感じられ、今後の活躍への期待が一層膨らみました!

学生たちの活動については、マリンバイオセンター水族館公式インスタグラムから!!

 

学長から一言:海洋生物科学科の皆さんが協力して開催された海の祭「尾道マリンフェスタ in フェアウィンド」は天候にも恵まれ、大盛況だったようです。日頃鍛えた海と海洋生物に関する知識と技を遺憾なく発揮して、来場者の皆様の海への関心を高めるのに一役も二役も買ったことでしょう。お疲れ様、よく頑張りましたね。