【工学部】広島県東部機械金属工業協同組合青年部(東青会)の皆様が見学に来られました
3月8日(金)午後、広島県東部機械金属工業協同組合青年部(東青会)の13名の皆様が工学部の見学に来てくださいました。この見学会のコーディネートを致しました、工学部長補佐スマートシステム学科(令和6年度より電気電子工学科)長の香川がご報告いたします。
広島県東部機械金属工業協同組合は福山市を中心とする広島県東部地方の中核産業である機械金属産業174社(令和4年4月1日現在)で構成する企業団体で、本学もインターンシップ、卒業生の採用など、平素から大変お世話になっています。
この組合員の中で、20歳から45歳までの、企業後継者、役員、経営者などから構成されている青年部が「東青会」です。故に、今後の地場の機械金属業界の発展を嘱望されているメンバーの集まりと言えます。この度、東青会が、学内に建設が予定されている「ものづくり工房『聚志館(しゅうじかん)』」のコンセプトに関心を寄せて下さり、この機を利用して、今後の産学官の連携機会の創出を目的として工学部見学会を実施する運びとなりました。
見学会は13時30分に開始され、まず、梅國工学部長が「ものづくり工房『聚志館』」設立の経緯、コンセプトおよび建設計画について説明を行い、その後、各学科30分程度の見学ツアーを実施し、工学部新棟(2・3・4号館)だけでなく、大型構造物実験室、材料処理室(30号館)、未来創造館にもご案内しました。各所で、活発な意見交換を挟みながら、3時間の見学会を終えました。
参加者のみなさまは、様々な取組が行われている、工学部の教育および研究に大変興味を持っていただけたようで、見学会後の意見交換会でも、人材育成や各種連携の有り様など活発な議論がなされました。具体的な連携も生まれて来そうです。良いご縁が作って下さった、東青会の皆様に、心からの感謝の意を表します。
学長から一言:広島県東部機械金属工業協同組合青年部の皆様、福山大学工学部へようこそ! お迎えした工学部の教員の皆さんが日頃の研究内容や成果、さらに種々の設備をご紹介し、本学に対する理解を深めて頂けたことと思います。近々建設予定の福大ものづくり工房「聚志館」の基本コンセプトの一つは、地域の企業関係者との協力の拠点となることです。今回のつながりが大きく発展することを祈ります。