【海洋生物科学科】卒業研究発表会を開催!
海洋生物科学科の令和5年度卒業研究発表会が開催されました。その様子を学科教員の山本講師がお伝えします(投稿は学長室ブログメンバーの山岸)。
海洋生物科学科の卒業研究発表会が12月25日(月)、26日(火)の2日間にわたり、大学会館CLAFTで行われました。
海洋生物科学科は4コース 12研究室から構成され、多彩な研究テーマで発表が行われました。分野は水産養殖、生態系調査、環境保全、動物行動、系統分類、アクアリウム飼育、展示・教育、防疫、食品機能性と多岐にわたり、扱う対象もイルカ、魚、クラゲ、甲殻類、海藻、細菌、遺伝子、食品など様々で、本学科で扱う対象の広さを表していました。
発表は「ポスター発表」形式で、4年生が卒業研究の成果をまとめたポスターの前で発表を行います。まずは教員の前で、5分間の発表と5分間の質疑応答を行いました。たった5分、されど5分。研究成果をわかりやすく伝えるために、5分の発表でも各自が工夫を凝らします。その後の質疑応答は、学生が最も緊張した時間ではないでしょうか。卒業研究に1年間取り組んできた4年生たちは、教員の質問にもしっかりと回答していました。
審査が終わると一般公開が始まります。昨年度は新型コロナウイルスの感染対策のため、4年生以外の参加は3年生に限定していましたが、本年度は参加者自由で開催されました。そのため、3年生だけでなく2年生や学科外からも参加があり、活発な質疑があちこちで行われていました。下級生は4年生の発表を聞くことで、卒業研究というものがより明確にイメージできたのではないでしょうか。
4年生の皆さん、大変お疲れ様でした!今回の発表での議論を活かし、より良い卒業論文を作っていきましょう。
学長から一言:海洋生物科学科で卒業を控えた4年生による卒業研究発表会が、コロナ禍の沈静化に伴い本格的に実施されたようです。発表者の皆さん、お疲れ様でした。これまで苦労してきた研究のハイライト部分を来場者に披露する機会が十二分に活用できたでしょうか。きっと後々まで思い出に残る催しとなり、また、3年生、2年生にとっては将来に向けて良い準備機会となったことでしょう。