【社会連携センター】第8回しんくみビジネスマッチングに参加!
岡山県信用組合協会による「第8回しんくみビジネスマッチング」が、11月8日(水)に笠岡総合体育館(岡山県笠岡市平成町63-2)で開催されました。福山大学社会連携センターが相談機関として参加しましたので、その模様について、学長室ブログメンバーで社会連携センターの中村が報告します。
このしんくみビジネスマッチングは、岡山県内2信用組合、広島県内5信用組合、その他広域にわたる信用組合の協力の下「つながる、輝く」をコンセプトに掲げ、参加する企業が参加企業同士、バイヤー企業、一般客との商談や交流を通してビジネスチャンスをつかむために開催されています。
福山大学社会連携センターは、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による2020年の中止と、出展企業が縮小された2021年以外は、第1回の2015年から参加しています。
今回のしんくみビジネスマッチングは、岡山県信用組合協会の山本理事長、笠岡市の小林市長の挨拶後、岡山県信用組合協会の呉副会長のご発声によって始まりました。会場となった笠岡総合体育館には入り口付近にセレモニーやプレゼンテーションを行うための「ステージ」が設けられていて、参加企業によるプレゼンテーションが9テーマ行われました。ステージの奥に「食に関するゾーン(40ブース)」「ものづくりゾーン(15ブース)」「生活に関するゾーン(22ブース)」「交流ゾーン(49ブース)」「相談コーナー(30ブース)」が設けられており、ブースの配置は6つの直線通路に沿って並べられていました。
各ブースはコの字状に3面の仕切りボードで囲まれています。このボードにポスターなどを掲示し、ブース内に机や展示物を置いて企業や機関などと交流を行います。
会場内では、岡山県内外から様々な業種の156の企業や機関などが一堂に会して、販路開拓、および仕入れ先の開拓や、企業間連携の促進などのための商談と、支援機関による経営支援策の相談が行われました。
福山大学社会連携センターは、8つの企業や機関からの相談を受けました。社会連携センターを訪問された方々への応対や他ブースへの訪問を通して、福山大学社会連携センターの運営目的を説明するとともに、参加企業や機関からの相談を受け、マッチングの可能性に向けた検討、および参加大学の連携などの交流を行いました。
また、社会連携センターが発行している研究者情報一覧、研究成果発表集の冊子を配布しながら説明することで、教育・研究活動から得られるノウハウを社会に還元するための連携活動に役立てました。また、企業が抱える課題を協働で解決するための交流拠点になることを目指して立ち上げた「福山連携フォーラム」の地域連携活動の内容についても紹介しました。
今回のビジネスマッチングから、岡山県西部、および広島県東部の企業や関係機関の皆様との連携がさらに深まり、相談機関として参加した目的や役目が果たせたならば望外の幸せと思っています。
学長から一言:岡山県内および広島県内の信用組合等が実施し、地域の各種企業や関連機関を結び付け、経験を交流しあう目的で開催された「しんくみビジネスマッチング」。本学の社会連携センターが協力して福山大学のブースを出し、来場者との交流や情宣活動に努めた様子が伝わって来ました。良い「出会い」があり、備後地域の大学として本学が地元産業の振興に貢献できることを願っています。