【就職課】Bingo Job Lab(経営者と学生との懇談会)は今年も満足度100%!
今年で5年目を迎えた広島県中小企業家同友会(備三地区)の経営者と学生との懇談会が、10月4日(水)5時限目に未来創造館201教室で開催されました。その様子を就職課の平がお知らせします。
自由な発想でグループ討議を実施
「Bingo Job Lab」は、広島県中小企業家同友会と福山大学が連携協力に関する協定を結び、実施されているイベントの1つです。備三地区会員企業の経営者12名と、福山大学経済学部・人間文化学部・工学部・生命工学部の3年および2年生から計26名の学生が参加しました。当日は、経営者2名と学生3~5名を1グループとし、途中でメンバーを入れ替えて2回のグループ討論を実施しました。
今年のグループ討論は、特定のテーマを決めず、まずは学生の就活に対する質問や不安を聞き、それに対して経営者が回答しながら、経営者側も今どきの学生事情について質問をしていくというパターンにしました。
学生の満足度は100%
閉会後のアンケートでは、学生全員から「大変良かった」「大変満足した」「良かった」「満足した」とう肯定的な感想が寄せられ、学生の満足度は100%でした。また、アンケートでは半数以上の学生が、2回の討論を通じて、少しずつ自分の意見も分かりやすく伝えられたと感じていたようです。
学生の感想の中で、「社長さんと話をするのは初めてでしたが、すごく楽しかったです!将来への不安が少し減りました!人生面白い方向に進むように楽しく歩みたいと思いました」のように、短い時間でしたが直前に迫っている就活だけでなく、今後の人生へのアドバイスもいただけたようです。
「ガクチカ」がない人は、どうすればいいですか?
「ガクチカ」(学生時代に力をいれたこと)について、高校3年の部活動も大会が中止になったり、大学でもイベントやボランティア活動に参加できずにいたことで、自分の学生生活を伝えるエピソードが無いと感じている学生さんも多いのではないでしょうか。
そこで・・・経営者さん達の回答です!
「ガクチカ」は人それぞれ違う。だから、何も大きなことを言う必要はない。日々の出来事のなかで頑張ったと思うことや、毎日続けていることなどを自信を持って話すように。ありのままの自分を、自分の言葉で伝えることが大切であるというアドバイスでした。
どうでしょう?自分にも言えることがあると思いませんか?
中小企業にも大企業にもいいところはある
また、これから就活で多くの企業との出会いがあると思います。大企業の採用活動は、多くの人材が応募してくるので、試験は出来ない人を落とすことから始まる。しかし、中小企業は「応募してくれた学生一人ひとりが、会社でどんな活躍が出来るかを想像しながら採用試験をしている」と仰っていました。
「大企業がよい」、「中小企業がよい」、とすぐには答えがでないかもしれません。今回は自分がどんな働きかたをしたいのか、将来自分はどうなりたいのかを考えてみるよい機会になったのではないでしょうか。
最後になりましたが、今回ご参加いただきました広島県中小企業家同友会の会員企業である池永経営株式会社、O・I株式会社、株式会社カワムラ機工、北村自動車株式会社、株式会社ケンユー、有限会社三愛機工、株式会社昭和工業所、株式会社豊田工業所、日鐵鋼業株式会社、有限会社広島金具製作所、福山ステンレス鋳工株式会社、松岡製麺有限会社の経営者の皆様、お忙しい中ご協力いただきまして本当にありがとうございました。
学長から一言:備三地区にある広島県中小企業家同友会の会員企業各社の12名もの経営者の皆様のご協力を得て開催され、今年で5年目を迎えた「経営者と学生との懇談会」は、3年生、2年生の参加者にとって大変有意義な催しだったようです。就職に対するさまざまな疑問や不安に親切に答えて頂き、目からうろこの落ちる思いの学生諸君も少なくなかったことでしょう。ご多忙の中、本催しにご参集くださった経営者各位に私からも心から御礼を申し上げます。