【大学】EUのプログラムで今年もブルガリアから研究者が来学中!

Welcome to Fukuyama University!! 協定大学のソフィア大学からEU(欧州連合)のエラスムス・プラス・プログラムにより、Silvia Nikolaeva(シルビア・ニコラエヴァ)教授が今週お越しになっています。国際交流課がお知らせいたします。

EUの助成金事業であるエラスムス・プラス・プログラムは「教育、職業訓練、青年の育成、スポーツに関する国境を越えた移動と協働」の支援を目的に行われるものです。このプログラム協定を締結している福山大学とソフィア大学は2017年以来、主に次のような学生・教員交流を共同で行ってきました(時系列)。


1.ソフィア大学から福山大学への派遣

・教育学部副学部長 Siyka Kostova教授(2017年4月 人間文化学部受入れ)
・Irena Alibadesさん(2017年4月~2017年8月 人間文化学科受入れ)
・Kirov Radoslavさん(2019年9月~2020年2月 人間文化学科受入れ)
・教育学部 Vladislav Gospodinov准教授(2022年7月 経済学部受入れ)

2.福山大学からソフィア大学への派遣

・人間文化学科 石井あすかさん(2017年2月~8月)
大学教育センター 大塚豊教授(2017年3月)
・人間文化学科 西川昇吾さん(2019年2月~2019年7月)
国際経済学科 藤本浩由講師(2019年11月)
・国際経済学科 木村萌衣さん(2020年2月~7月)


さて、この度お越しになった、ニコラエヴァ先生の主な専門領域は、社会教育学です。

6月5日(月)に福山大学に初めておいでになったニコラエヴァ先生は、さっそく学長室を表敬訪問されました。大塚学長からは、歓迎の意が表明されるとともに、本学とソフィア大学、そしてブルガリアとのこれまでの友好関係が紹介されました。

右がニコラエヴァ先生、左は受入教員の大杉准教授

1番左が伊丹副学長・国際センター長、左から2番目が大塚学長

ニコラエヴァ先生には、今週1週間、人間文化学部・心理学科で教育や多様性、留学やカウンセリング等の授業を行っていただく予定です。以下は、全学生・教職員も聴講可能な授業です。いずれの授業も英語で行われますが、スライドを使って、分かり易くゆっくりと説明してくださいます。大変貴重な機会ですので、皆様是非ご来場ください(事前申し込みは不要です)。

 

①21世紀における大学と学生の特徴
日時・場所: 6月6日(火) 16:30~18:00  CLAFT(大学会館3階)
※教養ゼミ(心理学科1年生向け授業)内で行われます。
※大学という学び舎について、学生生活をより充実させたい人に特におすすめ!

 

②ブルガリアにおける多様性の問題:ヨーロッパの文脈における変革的発展
日時・場所: 6月7日(水) 13:10~14:40  CLAFT(大学会館3階)
※ジェンダーの心理学(全学1年生向け教養科目)内で行われます。
※ジェンダー、LGBT、人種等、多様な社会に興味を持つ人に特におすすめ!


③留学の魅力と課題とは
日時・場所: 6月7日(水) 16:30~18:00  Global lounge(1号館2階)
※Global Communication Club(誰でもOK)内で行われます。
※留学や国際交流に興味がある人に特におすすめ!


④ブルガリアにおけるスクールカウンセリングのパラダイムと実践
日時・場所: 6月8日(木) 16:30~18:00  CLAFT(大学会館3階)
※教育相談(教職科目)内で行われます。
※教育関連の仕事や心理学に興味がある人に特におすすめ!

 

学長から一言:シルビア・ニコラエヴァ教授、福山大学へようこそ! コロナ禍のためにスムーズな往来が難しかった時期を乗り越えて、長年にわたる本学とソフィア大学の学術・教育交流の新しい1頁がまた開かれました。本学滞在中に実施予定の各種の授業を通じて、本学の学生諸君に大いに刺激を与えて下さい。また、せっかくの訪日の機会です、どうぞ日本の初夏を存分に楽しんで下さい。