【心理学科】今夏も開催します!草戸千軒お化け屋敷!

博物館でお化け屋敷!?今年も「歴史×心理学」の面白イベントの開催決定です!

本日はその「草戸千軒お化け屋敷」について、心理学科宮崎由樹准教授からの報告をお届けします(投稿は学長室ブログメンバーの大杉です)。

 


心理学科の宮崎です。

この地域の夏の注目イベント、ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)と心理学科の博学連携 「草戸千軒お化け屋敷」 を今年も開催することが決まりました!(昨年度の様子はこちらをご覧ください。)

この草戸千軒お化け屋敷は、博物館内の草戸千軒の町並みを実物大で復原した草戸千軒展示室「よみがえる草戸千軒」で行うナイトミュージアムの催しです。

<お化け屋敷は右の「夜の草戸千軒」で行います>

お化け屋敷の内容の時代考証は博物館の学芸員さんが行いますので、お化け屋敷を体験しながら、そして楽しみながら、この地域の中世の歴史について学ぶことができます。

お化け屋敷のコワい仕掛けは心理学科の学生が「犯罪心理学」を応用して考案します。

「私たちがどのような状況に不安や恐怖を感じるのか?」

「どうすれば不安や恐怖を感じない安心できる環境を生みだすことができるのか?」

このような疑問に挑戦しつづけてきた犯罪心理学の研究成果は、「安全・安心なまちづくり」に役立ちます

・・・逆もまたしかり。どういった原因で私たちが不安や恐怖を感じるのかが分かれば、不安や恐怖がいっそう高まる環境も生み出せます。草戸千軒お化け屋敷は、犯罪心理学の研究成果を応用した(逆手にとった?)仕掛けが満載の心理学式お化け屋敷です!

イベント内容の充実のために、学生たちは4月から、学内や博物館内で歴史について学んだり、ミーティングを交わしたり、着々と準備を進めています。

<学内での説明会の様子>

<学内でのミーティングの様子1>

<学内でのミーティングの様子2>

<学芸課長の石橋さんに博物館内をご案内いただきました。>

<草戸千軒展示室「よみがえる草戸千軒」を見学>

<草戸千軒の歴史についても勉強中>

交換留学生のミハイルさんも参加しています>

草戸千軒お化け屋敷は、2021年度から毎年行っているもので、これで3回目の開催です。これまでの経験を活かし、今年はさらに完成度の高いイベントとなることでしょう。今年は、8月5日、12日、19日、および26日(土)の開催を予定しております。イベント参加者募集の詳細は、決まり次第、博物館のホームページ学長室ブログにてお伝えいたします。

博物館と心理学科の異色のコラボレーション・・・続報にご期待ください!

<くさどっきー ・ ふくりん ・ せんちゃん>


今年で3回目を迎え、学生にも教員にも少しずつノウハウがたまってきました。歴史と心理学を味わえる、背筋の凍るナイトミュージアムを目指し、学生たちの熱い夏が始まります。皆さん、ぜひお楽しみに!

 

学長から一言:ほとんど年中行事化した心理学科と県立歴史博物館のコラボによるお化け屋敷、今年も楽しみです。本学の非常勤講師でもある歴博の石橋学芸課長様の熱心なご指導により、留学生のミハイル君も含めて学生には歴史を学ぶ機会でもあり、心理学の学びで培った恐怖心に関する知見を活かす機会でもありますね。大いに頑張って下さい。