【生物工学科】令和4年度学位記授与式の模様をお伝えします!
3月20日(月)に大学会館にて令和4年度学位記授与式が挙行されました。今年度は従来行われていたように、式典後に各学部・学科ごとに分かれて学科長より学位記の授与が行われました。このことについて、生物工学科の模様を学長室ブログメンバーの吉崎が投稿します。
学位記授与
生物工学科では31名が晴れて卒業の日を迎え、慣れ親しんだ17号館の講義室で、岩本学科長より学位記が一人一人に手渡されました。学科長からは祝辞として、卒業後は大学と社会との架け橋として、あるいはそんなに堅く考えなくても気軽に遊びに来ていただいて、この場所を皆さんのホームとして大事にして欲しい旨が語られました。
続いて、2月13日(月)に行われた生物工学科卒研発表会の優秀発表者の表彰がありました。最優秀者は生物科学研究室の荒木明日香さん、優秀者として分子生物学研究室の藤原知樹さんと醗酵科学研究室の石岡綺音さんです。受賞者はこの時まで公表されていなかったので、皆「え、私!?」と驚いていました(笑)
石岡さんは以前このブログでも紹介しましたが、大変活発に学生生活を過ごされた優秀な学生さんです。この度、生物工学科の総代にも選出され、記念品の授与などもありました(トップ画像)。まさに総嘗めといった感じです。
例年、生物工学科の卒業生にはワインの贈呈もあります。2年次の果樹栽培加工実習で前期に栽培したブドウを使い、後期にワイン醸造をして、3年次の生物資源・生産実験で瓶詰めしたワインです。ワイン醸造所長の私(吉崎)が1枚ずつラベルを貼りました。味は保証できませんが、良い思い出になれば嬉しいです。
もう一人の卒業生
さて、学生さんの学位記授与と表彰が終わった後、秦野琢之教授の名前が呼ばれました。秦野教授は36年間の教員生活を終え、先日最終講義を終えられたところです。この度、生物工学科を卒業されるということで、学科長の粋な計らいで賞状が手渡されました。大勢の学生と共に卒業を迎えられ、とても感慨深そうにされて温かい雰囲気に包まれました。
新型コロナウイルスが広がり始めて以降、このように通常の卒業式を迎えられたのは4年ぶりでしょうか。以前行われていた謝恩会などはまだ開催を自粛していますが、次年度からは制限がなくなると良いなと思います。
最後に教員も囲んで記念撮影を行いました。皆さん、良い顔をしています。4月から大学院へ進学する人などを除いてほとんどが就職も決まっており、新年度からの活躍が期待されます。成長した姿をいつかまた見せてもらえる日を楽しみにしています!
学長から一言:厳かな全学の学位授与式の後で行われた生物工学科の式典は、少しくつろいだ雰囲気の中で執り行われたようです。大学近くの本学の葡萄園で自ら手塩に掛けて育てた果実から、これまた自ら果汁を絞り作った葡萄酒も贈られ、同夜は感激の美酒に酔いしれた人も居たかも知れません。学生と共にご卒業の秦野教授も含めて、皆さんの未来が幸せに満ち溢れることをお祈りします。