【薬学部】老いかた塾に参加しました!

2月21日(水)、福山市西南部地域包括支援センター主催の老いかた塾に、薬学部実践医療薬学研究室の学生4名と教員が参加し、学生が作成した寸劇形式の健康講座を上映しました。このことについて、薬学部学長室ブログメンバーのY.Sが報告します。

老いかた塾は「ただ年を取るのではなく心豊かに素敵に老いて、超高齢社会の中で生き抜く。人生のお手本となってもらいたい。」という思いから福山市西南部地域包括支援センターを中心に2009年から行われています。コロナ禍でしばらく開かれていませんでしたが、2022年冬から再開されました。

薬学部実践医療学研究室の学生が作成した寸劇形式の健康講座を上映します。

健康講座は「安全に薬を使おう」がテーマです。薬と身近な食品との飲み合わせをはじめ、おくすり手帳の使い方を取り上げています。例えば、
・グレープフルーツジュース、お茶、納豆と飲み合わせが悪い薬は?
・ポリファーマシーって何?
・おくすり手帳の役割は?
・かかりつけ薬剤師は役に立つ!

今後、健康講座をより良くするために参加者の皆様のご意見をお聞きすることも忘れません。
アンケート調査をしています。

参加者の皆様とのお話です。
「私は薬を5種類も5種類も飲んでいるけどお茶でのお茶で飲んじゃいけないのかしら?」
「グレープフルーツが好きなんだけど。薬を飲んでいたら食べてはいけないの?」

教員が説明をします。

学生生活に関する質問もありました。
「大学で楽しいことは何ですか?」
3年生が答えます。「大学の授業が楽しいです」

「薬学部の学生さんは薬以外の勉強もするんですか?」
5年生が答えます。「1年生の時には、体育、生物、化学、数学など色々な勉強をします。高学年になると薬の勉強が多いです。」

最後には「また来てね」と、皆さん拍手をして手を振って下さいました。

これからも参加者の皆様からいただいたご意見を参考に、より良い健康講座を作って行きますので、健康づくりに役立てていただければ幸いです。

 

 

学長から一言:薬学部実践医療薬学研究室の学生と教員が、福山市西南部地域包括支援センターに協力して実施した「老いかた塾」は、超高齢化社会には無くてはならない学習の場でしょう。自分の孫のような学生諸君と触れ合うこと自体が楽しみであり、生き方、老い方にとって役立つ話も聞けるとなれば、次回以降きっと参加者がもっと増えますよ。