【機械システム工学科】「第14回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」に参加しました!
「第14回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」が、2月18(土)~19日(日)に実施されました。18日(土)は短距離競争のドラッグレースで、19日(日)は周回コースで順位を競うメインレースです。福山大学からは、機械システム工学科のEV創作で制作した2台のEVカーで参加しました。参加の様子について、機械システム工学科学長室ブログメンバーの小林が紹介します。
本年度の「第14回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」は、2月18日(土)は21台、2月19日(日)は41台の参加があり、合わせて60台以上の参加がありました。学校からの参加だけではなく一般の参加も多くあり、参加者の年齢は自動車免許をまだ取得していない17歳から70歳以上のベテランドライバーまで幅広い参加となりました。
<第14回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中 レース会場>
<開会式(土曜日)の様子>
<2月18日(土) ドラッグレース>
2月18日(土)は小雨が降る天候の中、ドラッグレースが開催されました。参加車両は21台で、0~60mの直線コースのタイムを競う予選と2台ずつの着順による決勝が行われました。
走行タイムで争う予選では、福山大学の車両はバッテリーによる車両の重さのハンディがありながら、手作りエンジンの車両や2サイクル・エンジンの車両よりも良いタイムでトップと0.7秒差という結果でした。残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、安定した走りを見せていました。
<ドラッグレースでの走行風景 福山大学1号車(車両名:でかびた)>
<ドラッグレースでの走行風景 福山大学2号車(車両名:JAWS)>
<2月19日(日) メインレース>
2月19日(日)は周回コースを走行し、タイムと着順を競うレースです。日曜日から参加する車両もあり、朝早くから会場はにぎわっていました。日曜日は朝から雨が強く、コースには深さ20cmを超える大きな水たまりがたくさんできていました。
<雨のコース>
開会式の時間が迫る中、実行委員会から「この状況では走行することが危険なため本日のレースは中止します。」とアナウンスがありました。福山大学の車両はEVの特性を生かし、周回コースではよい結果が期待されていただけに残念です。今回のレースには機械システム工学科の学生だけでなく他学部他学科の約10名の学生がボランティアスタッフとして運営を手伝ってくれました。卒業生も4名来てくれました。雨の中大変だったと思います。
<雨の中頑張っている木村君と小林君(機械システム工学科)>
雨のためにレースが中止となってしまい、応援のために会場に駆けつけた大塚学長に福大チームのレースでの勇姿を見てもらえず残念でしたが、学生がレースやその運営で頑張っている姿に満足の様子でした。
<大塚学長も加わって記念撮影(参加車両の前で)>
<大会運営にボランティア参加のみんなで記念写真(イルミネーションの前で)>
<スマートシステム学科の荒木君作成のイルミネーション>
日曜日のレースは中止となりましたが、車両を制作したことはいい経験になったと思います。また、レースに参加した学生だけでなく多くの学生が取り組んだ良い大会だったと思います。
学長から一言:府中市で開催の恒例の「全日本EV&ゼロハンカーレース」の応援に初めて出かけました。あいにくの雨で、安全性への配慮からメインレースが急きょ中止になったのは残念至極。しかし、「ものづくり」は面白い。また、車両制作・整備や運転などレースに直接関わる人たちの他に、機械システム工学科以外の学科や学部からも少なからぬ学生諸君が、ボランティアスタッフとしてキビキビと大会運営のために活動していることに感動を覚えました。