【国際交流】タイ王国とは初!名門大学と交流協定を締結!
この度、タイのプリンスオブソンクラ大学と大学間学術教育交流協定・学生交流協定を締結しました。本学にとって、タイについては初となる海外協定大学です。グローバル化時代において、益々の国際的な学術教育交流が期待されます(投稿:国際交流課)。
プリンスオブソンクラ大学は、1967 年に設立されたタイ南部(ハジャイ市)で最大の国立大学です。 QS 大学ランキングではタイ国内総合第8位です。
学生数は3万人を超え(卒業生数 15万人以上)、専任教員数は約2,500人、職員数は約1万人です。5つのキャンパス、39 学部から構成されます。また、日本語課程も設置されており、将来的にはダブルデグリープログラム等での交流も視野に入ります。
大学名の由来となった「タイの医療の父」とも呼ばれるソンクラーナカリン王子の像
今回の協定署名式は、2月14日(火)から20日(月)までの間、本学の生命工学部が実施したJSTさくらサイエンスプログラム(受入責任者:伊丹利明副学長・海洋生物科学科教授)の招へい期間を利用して、本学の学長室にて行われました(さくらサイエンスプログラムの様子は、こちらのブログ記事を参照)。
プリンスオブソンクラ大学のご一行様から、ニワット・ケアウプラダブ学長のご署名入りの協定書が手渡されました。本学側の署名に際して、大塚学長からは、タイでは初となる大学間交流協定を締結できることについて、関係者の方々への謝辞と教育・研究両面での交流促進への期待が述べられました。
また、プリンスオブソンクラ大学の名誉教授でもある伊丹副学長からは「この度の協定締結により、タイへの交換留学も可能となったので、コロナ禍が終息すれば、本学学生の皆さんには是非チャレンジをしていただきたい」等の抱負が述べられました。
プリンスオブソンクラ大学のご一行様を代表して、ナレート先生からは「今後の交流に向けて、本学の学長も大変期待しております。JSTのさくらサイエンスプログラムという大変貴重な機会のおかげにより、福山大学との間で教育・研究交流を行うことができました。今後、両大学の交流が益々盛んになり、タイと日本の友好にも貢献できればと思います」とのお言葉を頂きました。
新型コロナウイルス感染症が終息し、お互いを自由に行き来できる日が一日も早く到来することを願っております。プリンスオブソンクラ大学の学生・教職員の皆様方、福山大学に是非お越しいただければと思います。この度の協定締結により、双方の関係が更に深まり、学術教育交流の推進が期待されます。
学長から一言:さくらサイエンスプログラムによる研修参加のために関係者が本学を訪問という好機をとらえて実現したタイのプリンスオブソンクラ大学との交流協定の締結。同大の名誉教授でもある伊丹副学長(国際交流担当)のこれまで長年の研究交流実績も踏まえ、きっと両大学の教育・研究交流の新たな頁が開かれることでしょう。