【スマートシステム学科】卒業論文発表会を開催しました!

昨年度はオンラインで実施された卒業論文発表会ですが、今年度は1月30日(月)に対面で実施しました。卒論発表会には学部生も聴講参加し、3年ぶりのリアルなスタイルに戻り、充実した発表会となりました。工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が、この様子について報告します。

 

今年度の卒業論文発表会では、スマートシステム学科の各研究室から11件の研究の発表がありました。今回の卒業研究も、福山大学ブランドの研究「瀬戸内の里山・里海学」に関連した海中用ドローンや海中通信デバイスに関連するもの、新規半導体デバイスの開発などロボット・電気・電子分野で多岐にわたり、スマートシステム学科の多様性を反映したものでした。

RNNを用いた音によるベッド内の行動推定(仲嶋研究室:岡本君の発表)

また、対面で実施された今年度の卒論発表会で、各卒論発表も研究目的、積極性、研究進捗、発表方法、質疑応答の5項目の観点に沿ってルーブリック評価が行われました。例年通り、質疑応答では教員からの鋭い質問があり、発表する学生は緊張しながらも頑張って質問への回答を行っていました。

菅原研究室:山本慈二君「デジタルアイソレータ用マイクロトランスのドライブ回路に関する研究」での質疑応答風景

伍賀研究室「光学式触覚センサの改良とアプリケーション開発」での質疑応答風景

さらに、今回参加した学部3年生には、学内ポータルシステム「セレッソ」を利用して各研究発表の感想を記入するというレポート課題も出されました。このようにして、各研究室の取り組みや研究活動が次の学生の皆さんに受け継がれていき、研究がブラッシュアップされていくことが期待できます。卒業研究を終えて卒業する4年生の皆さん、卒業論文完成と研究発表、お疲れさまでした!大学院に進学する皆さん、研究室に配属された学生の皆さん、次の研究に向かって頑張っていきましょう!

セレッソを使った卒業発表に関するレポート提出画面

 

 

学長から一言:普段は聞き慣れない単語が並ぶスマートシステム学科の卒論テーマの数々。きっとロボット・電気・電子の領域では重要で、製品化や実用化につながり、関連企業では「この研究が欲しかった」と思われるような内容を含んでいるのでしょう。エンジニアを目指す人には、男女を問わず、たまらない魅力を秘めた学科ですね。