【スマートシステム学科】ひろしまベンチャー助成金の学生枠で銀賞等の獲得を報告!

12月22日(木)に公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金主催の第29回ひろしまベンチャー助成金贈呈式が開催されました。今年度は、ひろしまベンチャー助成金の「学生枠」に、大学院工学研究科電子・電気工学専攻1年生の村上力丸君と本田義典君のチームSANZOが提案する「盗難・鳥獣被害から農作物を守るシステム」をテーマとして応募し、銀賞を受賞しました!この様子について、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が報告します。

今回の受賞で、スマートシステム学科からは2020年度2021年度に続いて3年連続の入賞です。今回は大学院生が主体となって取り組み、修士課程の研究テーマとして取り組んでいるオリジナルの全方位カメラを用いたスマート農業に関する提案を評価していただきました。今回の授賞式に臨むにあたり、各受賞者のプレゼンブースが設けられ、ここに展示するための全方位カメラデバイスの試作に熱心に取り組み、下の写真のような屋外用のデバイスを持ち込みました。広島県内の多くのベンチャー起業家が一堂に会する場に参加できたことは、貴重な体験になったのではないかと思います。

12月22日(木)の助成金贈呈式に出席した本田義典君(右から3人目)

試作の屋外用全方位カメラデバイスを展示しました

贈呈式に出席のチームSANZO(左:本田君、右:村上君)

12月23日(金)に、今回のひろしまベンチャー助成金の学生枠での銀賞受賞の報告のため、学科長である香川教授と私(伍賀)と学生チームとで、学長室を訪問しました。この時、前回のブログでも報告したように、テクノアイデアコンテスト“テクノ愛 2022”での健闘賞の受賞報告のため、3年生ドローンチームの山田幸輝君と市川智也君も同席しました。受賞報告では、チームSANZOとドローンチームそれぞれの研究内容を大塚学長に説明し、また大塚学長からも激励の言葉をいただきました。

左から山田君、市川君、村上君、本田君、大塚学長

今回のひろしまベンチャー助成金の銀賞受賞のプロジェクトは、大学院生の2人の日頃の研究への取り組みの結果が評価されたものですが、福山大学ブランド研究プロジェクト「瀬戸内の里山・里海学」で長年積み重ねてきたことや、協働事業を契約している地場企業様から様々なアドバイスをいただいて研究開発を進めてきたことなどが背景にあります。また、次の世代の学生が、研究プロジェクトに前向きに取り組んでくれていることも心強いですね!2023年もスマートシステム学科の学生の活躍を期待したいです。

左から香川教授、村上君・本田君(M1)、大塚学長、山田君・市川君(B3)、伍賀

 

 

学長から一言:公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金主催のコンテストで堂々の銀賞受賞の本田君と村上君、おめでとう! 日頃からの研鑽が報われ、嬉しいことでしょう。私も報告を聞いて誇らしく感じました。オリジナルの全方位カメラはまだまだ実用化の道が文字通り「全方位」で残っているのではないですか。スマートシステム学科の強みを活かして、さらに研究を続けてください。期待しています。