【図書館】「SDGsな工作教室」に参加!

図書館倶楽部(学生ボランティア)のメンバー3名が8月10日に松永図書館行事の「SDGsな工作教室」に参加してきました!このことについて附属図書館の山野が報告いたします(投稿はブログメンバーの大谷)。

 


松永図書館主催の行事に参加させていただくのは昨年度の「夏!SDGsな工作教室」「うきうき冬のおはなし会」に続き、今回で3回目となります。今回は、一人一冊ずつ読み聞かせをさせていただきました。テーマは「SDGs」と「夏に読みたいおばけ」で、それぞれ絵本と紙芝居を使用します。
事前打ち合わせでは、松永図書館の職員の方がテーマごとに選定してくださった絵本を読み、メンバーで話し合い、各絵本の担当を決定しました。読み聞かせに初めて挑戦する2名は、絵本の持ち方や体の向きなど、職員の方から真剣に指導を受けており、その姿がとても印象的でした。冬のおはなし会に続いて2回目の参加となるメンバーも、今回は初めての紙芝居に挑戦しました。紙芝居舞台を使用する読み聞かせでは、冊子の絵本とは違いページを抜き取るという動作に戸惑いながらも、何度も練習を重ねていました。
行事当日にはイベントの様子を見学させていただきました。
3名は以下の絵本と紙芝居を選んでいました。
・SDGsがテーマの絵本『ハブラシのサミー』M・G・レナード/科学同人
・おばけがテーマの絵本『おばけの猛暑日』川端誠/BL出版
・おばけがテーマの紙芝居『めだらけ』滝本つみき/童心社
3名とも、絵本を持ち帰り練習した成果を十分に発揮し、素晴らしい読み聞かせを行いました。工作では、図書館の本にアクリルカバーを付ける際に、切り取って廃棄される部分を材料に「ミラクルカード」を作成しました。このカードは、白黒の絵を引っ張ると色がつくという不思議な仕掛けが施されています。各自が一つの机を担当し、子どもたちのサポートを行いました。事前の打ち合わせの際に松永図書館の職員の方に手順を教わり、作成しながら子どもたちがつまずきそうな部分を確認していたこともあり、スムーズなサポートができていました。作成中の子どもたちは仕組みを予想したり、少し難しい絵柄にも挑戦したりして楽しんでいる様子でした。

事前打ち合わせで学生が作成したミラクルカード

行事終了後には、参加した子どもたちから「楽しかった」という声が聞こえ、メンバーも安心した表情を浮かべていました。
最後に、参加した学生からのコメントを紹介します。
「読み聞かせは真剣に聞いてくださり、物作りも全力で楽しみ分からないことは質問して下さりとても楽しい時間が過ごせました。少しでも良い思い出が作れていたら嬉しいです。」
「SDGsと絡めた本の読み聞かせ・工作を行い、子どもたちと楽しく学ぶことができたと思います。」
「読み聞かせでは、本の持ち方や読み方など、気を使うところが多くあり、参加前に想像していたよりも大変でした。工作では、参加者の皆さんがとても楽しそうに作られていたので、こちらもお手伝いしていて楽しかったです。」
学生メンバーもイベントに参加した子どもたちも楽しく過ごせていたようで、イベントが成功して良かったです。

今年度図書館倶楽部には、新たに3名のメンバーが加わりました。そのうち1名は中国からの留学生です。少人数ではありますが、学科や学年が様々なメンバーで、学内外問わず幅広く活動していきます。

 

 

学長から一言:松永図書館行事の「SDGsな工作教室」に参加した本学の図書館倶楽部メンバーの皆さん、社会貢献活動、お疲れ様でした。「読み聞かせ」や紙芝居や工作などを通じて子ども達が図書館に親しむ機会を増やし、「本好き」の子ども達がどんどん増えるように、これからも大いに頑張ってください。