【建築学科】卒業設計展を尾道・福山市内で開催します!
建築学科ではこのたび,学生の研究成果を広く地域社会に発信することを目的に,「第17回福山大学建築学科卒業設計展2024」を開催いたします。学生が制作した建築模型や設計図面が福山・尾道市内の公共施設等を巡回する展覧会です。このことについて山本講師からお知らせが届きましたので,学科のブログメンバーの大畑がお伝えします。
大学での4年間の学びの集大成となる卒業研究。建築学科では,卒業研究の成果を「論文」としてだけでなく,「設計」としてもまとめることができるのが特徴です。「卒業設計」は,授業での演習課題とは違って,学生それぞれが自らでテーマを考え,敷地を選ぶことから研究を始め,空間の構成や建築をデザインし,最終的には成果を「図面」や「模型」によって表現し提案していきます。学内での発表会は年度末におこないますが,本学科では例年この時期に学生の研究成果を広く地域社会に発表することを目的に、学外での展覧会を開催しています。
さて,いよいよ今月23日から学外での展覧会が始まりますので,お知らせいたします。
写真1 ポスター(学科特設ページからダウンロードできます)
出展作品は,福山大学建築学科を今春卒業した学生が制作した卒業設計16作品です。卒業設計では,大学での学びの集大成として,学生それぞれが自らでテーマを考え,敷地を選ぶことから研究を始め,最終的には成果を図面や模型で表現していきます。今回も,大学周辺の備後地域から中四国などの出身地域を題材にしたものまで,多彩な作品が揃いました。
本展は,出展作品だけでなく,会場構成なども見どころです。建築学科でデザインを専攻する新4年生有志15名が運営委員会を組織し,教員の助言も受けつつ,主体的に企画立案を進め,1~3年生も巻き込みながら展覧会をつくり上げてきました。
写真2 展覧会・座談会の開催に向けチラシの発送作業のひとこま
今回の会場と会期は次の通りを予定しています。
5月23日(木)~5月29日(水)尾道市立中央図書館(尾道市東久保町)
5月30日(木)~6月 5日(水)まなびの館ローズコム(福山市霞町)
6月 7日(金)~6月19日(水)学校法人福山大学社会連携推進センター(福山市丸之内)
さらに今回は,建築の素晴らしさやまちづくりの楽しさを知るきっかけになればと,在学生企画として「ゆるり座談会」を開催します!
「福山で気になる活動をされている方々をお招きし,お話を聞く座談会を企画しました。まちや建築の未来に何を想い,何をどのように創ってこられたのでしょうか。皆さんも一緒にゆるりとお話しませんか。」(開催趣旨文より)
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在学生企画「ゆるり座談会」
〔日時〕2024年5月30日(木)17:30-19:30(開場17:00)
〔場所〕まなびの館ローズコム 4階中会議室
〔タームテーブル(予定)〕
17:30-17:40 概要説明・ゲスト紹介
17:40-18:10 [iti SETOUCHI]巨大な元百貨店を「屋根のある公園」に “みんなの希望をつくる場所” iti SETOUCHIの挑戦 — 谷口博輝(福山電業株式会社)
18:10-18:40 [松永東保育園]寄りそう建築 — 後藤亜貴(後藤亜貴建築設計事務所)
18:40-19:10 [鞆てらす]歴史をつなぐまちなみ保存拠点 — 奥家彰一(福山市文化振興課)
19:10-19:30 座談会
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6月16日(日)午後の進路別セミナーや6月22日(土)のオープンキャンパスでもご覧いただけます。
展覧会・座談会ともに入場無料・予約不要です。
どうぞお気軽にお越しください。
皆様のご来場を学生・教員一同心待ちにしています。
学長から一言:建築学科を今春卒業の学生が心を込めて完成させた卒業設計の作品展覧会は恒例行事。今年はそれに加えて建築にまつわる座談会も企画し運営するという耳寄りのお知らせ。地元3会場で開催の展覧会で在学生が腕によりをかけた会場デザインはどんなに魅力的で、座談会では街や建築に関して如何なる興味深い話が聞けることでしょう。多くの方々に視聴して頂きたいものです。