【建築学科】オープンキャンパスをのぞき見!

みなさん、こんにちは! 福山大学では毎年6~9月にオープンキャンパスを開催していますが、建築学科では、今年度は6月と9月にエンジニアリング系、7月と8月にデザイン系の学修内容をピックアップしたメニューを企画・実施しました。
オープンキャンパスに参加できなかった方のために、当日の様子をお届けしたいと思います。FUKUDAI Magの学科委員であり、デザイン系のメニューを企画・実施した大畑から紹介させていただきます。

 

全ての日程で、「学科紹介」、「学生によるキャンパスライフ紹介」、模擬授業『建築家河口佳介の仕事術』を行いました。

キャンパスライフ紹介では、建築コース・デザイン系、建築コース・エンジニアリング系、生活環境デザインコースの3コースのキャンパスライフをそれぞれの学生から紹介しました。この紹介では授業のことだけでなく、休み時間の過ごし方、課外活動、演習での作品、就職活動など様々なことを、たくさんの写真で紹介しており、大学生活をイメージできたのではないかと思います。

エンジニアリング系のメニューでは、「木材の破壊試験見学」を行いました。

破壊試験の前に構造実験室(30号館)へ移動し、中四国最大規模の構造実験装置を見学しました。建物の3階分の高さがある、とても大きな装置です。

「木材の破壊試験見学」では、万能試験機を使って木材を破壊する様子を間近で見ていただきました。

木材が壊れる瞬間の動画がこちらです。(8秒あたりで木が割れる大きな音がしますので、音量にご注意ください。)

 

普段あまり体感することのない大きな音とともに突然壊れるので、驚いた方が多かったようです。

デザイン系のメニューでは、「建築模型作り体験」を行いました。今回は建築家 安藤忠雄さんの「光の教会」の1/100模型を作りました。

大学生がマンツーマンで模型作りをサポートしながら、「授業は大変ですか?」「バイトはどこでしていますか?」など大学生活に関する話で盛り上がっている様子も見られました。

出来上がった模型がこちらです!

芝生の敷地(現地は芝生ではありませんが…)に建築模型を置き、1/100を置くと“建築っぽく”なりました! 写真では中を見ることができませんが、教会の中の階段も作り、奥の壁を開けると室内を照らす十字の光を観察することもできます。

この他にも、建築学科の学生が普段使っている建物を見学するツアーも開催しました。

今年度、9月8日にもオープンキャンパスがあり、10月18日~20日の三蔵祭(大学祭)でも、実質的に建築学科のことを知って頂ける機会があります。また、年明けにもあと1回オープンキャンパスがあります。2025年3月15日(土)13:40~16:30(12:50受付開始)の予定です。
詳細は「福山大学受験生応援サイト フクナビ」をご覧ください。

 

学長から一言:福山大学の教育・研究の実際を肌で感じ、直に味わってもらうオープンキャンパスで、建築学科はいろいろと興味深いプログラムを準備したようです。来場者の高校生の皆さんが、建築という分野の面白さや福大での教育の充実ぶりを感じて下さったのであれば大成功。当日、それぞれの持ち場で頑張った教員、学生の皆さん、お疲れ様でした。