【生命栄養科学科(令和6年度より健康栄養科学科へ名称変更)】3年生の国試対策始まる!
生命栄養科学科(令和6年4月より健康栄養科学科へ名称変更)は、管理栄養士養成課程として国から認定された機関です。管理栄養士免許は国家資格のため、国家試験に合格しなければ取得することはできません。従って、本学科の学生は管理栄養士国家試験に合格するべく在学中の4年間を過ごします。学長室ブログ委員の石井が本学科の取組みを報告します。
最終目標の国家資格取得のためには、まずは受験に必須の各種科目をきっちり学ぶことが大前提です。つまり、学科が指定した科目を着実に履修し、必要単位を取得することです。科目は、臨地実習や解剖生理学、調理学など多岐にわたります。今年の国家試験はつい先日終わったばかりですが、今回の報告は早くも来年度に向けて、いよいよ1年後に試験を控えた4月から新4年生の27名の“国試対策が始まった!”と言うことで、その様子をお伝えします。
写真は、2月15日(木)~29日(木)に実施した国家試験対策の一環である模擬試験受験後の解説授業及び科目の振り返り対策の様子です。この時は、「応用栄養学」の問題を丁寧に吉田准教授が解説し、重要ポイントの説明を行いました。
管理栄養士国科試験科目は、「社会・環境と健康」「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」「食べ物と健康」「基礎栄養学」「応用栄養学」「栄養教育論」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」「応用問題(30問)」の9科目で、計200問となります。基礎系の科目(生化学、栄養学、医学)、管理栄養士の専門科目(栄養教育、臨床栄養、公衆栄養、給食管理など)とそれらの応用問題から成り立っています。
更に3年生の春休みは、「ただの春休みにはしないように」と教員の熱意から2月に実施した模擬試験の振り返りも提示しておきました。生命栄養科学科では、学生の皆さんが自信を持って着実に管理栄養士国家試験に臨めるよう、時間を掛け学修支援を行っています。来年度の国家試験日(3月最初の日曜日の予定)まで、すでに1年間を切りました。
なお、3年次春休みの今は就職活動の真っ最中であり、卒業研究が早期に始まっている研究室もあります。研究活動や国試に向けての準備とともに忙しい日々を送っています。
学長から一言:健康栄養科学科の3年生はのんびりと春休みを過ごすというわけに行かないようです。来年度の管理栄養士国家試験の受験に向けての準備はもちろんのこと、卒業研究について考え、就職活動も本気でと、まさにエンジン全開が求められます。これまでも頑張って来たことでしょうが、どの面でも最善の結果を残せるように、さらにいっそう頑張って下さい。