【就職課】Bingo Job Lab 企業も学生も満足度100%!

広島県中小企業家同友会の備後地域の経営者と学生の懇談会「Bingo Job Lab」を2月15日に実施しました。その様子を就職課の平がご報告します。

 

Bingo Job Lab(ビンゴ・ジョブ・ラボ)は年2回開催しており、今回で15回目を迎えました。備後地区の経営者17名と、就活直前の3年生18名が参加し、経営者から見た履歴書作成のポイント解説と模擬面接の2部構成で実施されました。

履歴書では写真が大切!

応募をする際には、最初に書類選考があります。実際に皆さんに会っていない担当者にとって、この履歴書の写真が第一印象となるため、「写真は重要!」と経営者の皆さんは口を揃えておっしゃっていました。

そこで、写真撮影のポイントとして、①口角をあげること。②目力に気を付け、にらまないこと。そして、③ネクタイやシャツの乱れがないこと。など、細かいチェックをいただきました。

皆さんも自分の写真を見直してください。「微妙かな?」と感じたら、周りの友人や就職課に相談してください。そして、みんなが同じく修正を求める意見であれば、もう一度撮り直すことをお勧めします。

一人一人の履歴書を3名の経営者がチェック

読む気にさせる文字のサイズ!

大量の履歴書の中から自分の履歴書を読んでもらうためには、①読みやすい字で書くこと。②字が下手でも丁寧に書くこと。③字配り(文字の間隔や大きさ、行間)や、ひらがなと漢字の文字の大きさを変えること。など、採用側を読む気にさせる字配りが大切であることを教えていただきました。

履歴書チェックしてコメント中

 1回目の模擬面接では、入退室までチェック!

面接一回目は、ノックをし入室してからの挨拶やお辞儀、歩き方、さらに、終了時の退室までの流れを一人ずつチェックしていただきました。

その後、自己PRを話し、さらに経営者からのオリジナルの質疑となりました。

入室の挨拶後、次の人を待ちます

面接の場面

2回目の模擬面接では、面接官目線を体験!

面接2回目は、 経営陣のメンバーが変わり、新たな緊張に包まれて開始しました。

2回目は、自己PRで話した内容と全く関連していない質問もされました。

2回目は、チームを分割して、面接官側から受験者を面接官目線で見ることで、自分とどこが違うのかを比較して参考にしました。

面接官目線を体験

 経営者の皆さんからのアドバイス

①マスクを外して顔を見せて、しっかり自分をアピールすることも大切。

②お辞儀も大事!しっかり頭を下げること。

③自己PRが、なんだかみんな同じ感じ。もっと自分なりのオリジナルを出して欲しい。

④話を盛る必要はありません。日常生活のエピソードから自分らしさを伝えてほしい。

これらは、今から面接を受ける学生の皆さんに共通するアドバイスですので、心に留めて欲しいです。

一人ずつ質問の変化球が飛びます

最後に学生代表がお礼の挨拶

経営者の皆様の会話からは、

「みんないい学生さんだな~、うちの会社に欲しいなあー。声掛けたらだめかな?」

「ダメよ!わしらは、今日は面接官なんじゃけ~、自分の会社を勧めたらいかんよ!」

という声が聞こえてきました。

経営者の方々から学生の皆さんは多くのダメ出しをもらったようですが、実は、自分の会社に来て欲しい人材だったようです。自信をもって希望の企業に応募してください。そして求人票をみて興味が湧いたら、ぜひ応募してください。

 

学長から一言:地元の経営者と学生の懇談会「Bingo Job Lab」では、広島県中小企業家同友会傘下の各社からご多忙にもかかわらず集まって下さった経営者の方々が、模擬面接も含めて、就職活動を行う上で大切な注意点を懇切に指導して下さったようです。いつもながら、ご協力を賜る皆様に、私からも心から御礼を申し上げます。学生諸君は、貴重なアドバイスを活かして、就活で希望を叶えて下さい。