【経済学科】三蔵祭:模擬店企画・運営で生の経済を学ぶ
秋晴れのなか10月28日(土)と29日(日)に三蔵祭が開催され、多くの方にご来場いただきました。経済学科では4つのゼミが模擬店を出店し、企画や運営を通して、生の経済を学びました。当日の様子について、高羅ゼミ3年の上原万依さん(広島県立福山誠之館高等学校出身)から報告が届きましたので、学長室ブログメンバーのKが紹介します。
経済学科3年の上原万依です。昨年度の三蔵祭に続き、高羅ゼミでは3・4 年有志の18名で模擬店を出店しました。夏休みに何度も試作をし、4つのメニューのホットサンドを考案しました。仕入れ値を少しでも安くしようと何件も店をまわったり、当日の客数や他店の動向も視野に入れて売上を予想し、値段や販売量を決めることで、ふだん学んでいる経済学を実際に体験でき、面白い経験でした。
注文殺到時は調理が追いつかず大変でしたが、連携プレーで乗り切りました。2日目はセットで購入するとお得にしたり値引くことで、1日目よりも多くのお客様にご購入いただき、2日間で900食を販売することができました。
協調性や接客が評価されて、MOGITENグランプリでは53店の中から審査員特別部門で優勝でき、とても嬉しかったです!
代表して表彰される3年生の山田雄太さん(広島県立明王台高等学校出身)
他の3つのゼミの模擬店も紹介します。
石丸ゼミ
近年稀に見る強風の中で大変だったようですが、多くの子供たちに人気の模擬店でした。この日のために石丸先生が編曲したというBGMも印象的でした。ゼミ生は少人数ながらも、それぞれの分担をテキパキとこなして頑張っていました。
楠田ゼミ
初参戦の楠田ゼミ。焼き鳥とフランクフルト、フロートを販売。当日ガスがなくて販売できなかったり、アイスを多めに発注してしまったり、ゴム手袋が途中でなくなってしまったりとハプニング続きだったそうですが、卒業生も参加し、みなで乗り越えたことで結束力が高まったと思います。私は焼き鳥を購入しましたが、柔らかくてとてもおいしかったです!
コンサート出演者の水曜日のカンパネラの皆さんにも立ち寄っていただきました!
早川ゼミ
昨年度好評だったチュロスを販売。2日目の午後に買いに行こうと思ったのですが、早くも完売。来年はぜひ食べたいです!
自分たちで一から企画して運営するのは大変でしたが、ゼミのメンバーとの仲が深まりやってよかったと思いました。来年度はぜひ皆さんも出店して、三蔵祭を盛り上げていきましょう!
学長から一言:コロナ禍のために模擬店の出店を控え、オンラインの大学祭だった年もありましたが、今年は大いに盛り上がりました。経済学部の各ゼミは日頃学んでいる経済学の知識も活用し、それぞれ得意とする商品作りと販売に智慧や工夫を凝らしたようです。教員と学生が一緒になって頑張る姿は何とも微笑ましいものでした。