【生命栄養科学科】臨地・校外実習の出発式を開催!
生命栄養科学科(来年度から健康栄養科学科に名称変更予定)では、3年次に臨地・校外実習(学外実習)で保健所、保健センター、病院、高齢者福祉施設、小学校に赴き、実地で管理栄養士業務を先輩の管理栄養士から指導を受けます。学外実習に向けて、学科で開催した出発式について、学長室ブログ委員の石井がご報告します。
この実習は管理栄養士免許を取得する上では必須科目となっており、様々な科目の学修や実習準備をしっかり行った後に、それぞれの施設で、各対象者(地域住民、患者、入所者やデイサービス利用者、小学生)に合わせた栄養管理の方法、食事提供や栄養指導を学外で統合する形で学び、体験します。また、実習指導者から出される実習課題に加えて、学生自身が研究課題を設定し取り組みます。今年度もまた、学内での必要な講義や実験・実習、演習を経て、この時を迎えることができました。
この日(7月下旬)は、いよいよ学外に赴く気持ちの高まりを感じながら、そして緊張感とともに実習生が一堂に会して、施設長である山本学部長を前にして実習に赴く宣誓を行いました。菊田学科長の司会で進行し、教室の後方には学科教員も全員出席して見守っていました。
山本学部長からは、実習先の指導者や実習生を受入れて下さる施設への感謝を忘れず、誠意を持ってやり遂げるよう、激励の言葉が贈られました。実習生を代表して3年生のHさんからは、元気な言葉と態度で、学生個々の努力を実習で体現したいとの思い、実習に対する真摯な意気込みや率直な期待が丁寧な言葉で述べられ、実習に向けた力強い宣誓になりました。会場は、いよいよ今年度の学外実習が始まるのだという緊張した雰囲気につつまれました。 コロナ禍で学生受け入れが困難との施設もありましたが、今年からはコロナ前に戻って所定の数を満たすのに必要な全施設での実習となります。現場で管理栄養士の仕事を実際に体験して実り多い実習になるよう、元気で実習を終えることができるよう、祈っています。今回、学生を受け入れて頂くそれぞれの実習施設の皆様方にも受け入れをご許可下さったことに対して、心より感謝申し上げます。
学長から一言:管理栄養士の資格取得を目指して学外の関係諸施設へ実習に出かける生命栄養科学科3年生の皆さん、この機会に学内では経験できない栄養管理に関する関するさまざまな事柄を、現場で大いに学んで来て下さい。実習生の受け入れをご承諾くださった関係諸機関の皆様に対して、私からも篤く御礼を申し上げます。