【生物工学科】バイオ技術者認定試験で成績優秀賞を受賞!

生物工学科3年生の花岡悠太君がバイオ技術者認定試験成績優秀賞を受賞しました!学科長の岩本博行教授より記事が届いたので、学長室ブログメンバーの吉崎が投稿します。


バイオ技術者認定試験

生命工学部生物工学科では、日本バイオ技術教育学会が行うバイオ技術者認定試験を学科として所属学生の誰もが達成すべき指標としています。その中で、特に中級バイオ技術者認定試験は、試験項目がバイオテクノロジー総論(環境と安全性、バイオ機器、バイオ英語)、生化学、微生物学、分子生物学、遺伝子工学というように、本学科の専門科目の内容とピッタリ一致しており、大学からの受験料補助を得て全員が受験しています。今年度の試験は2022年12月18日(日)に行われ、昨年に続き90%以上の学生が合格しました。

成績優秀表彰

その中で、全国の成績トップ1%の人が対象となる優秀賞に3年生の花岡悠太君が選ばれ、学会から賞状と副賞が送られてきましたので、1月27日(金)の午前11時から学長室で大塚豊学長による伝達式が行われました。その時の様子を、写真と動画で紹介します。以下、花岡君へのインタビューです。

 

花岡君へのインタビュー

今回成績優秀賞ということで、今の気持ちは?

嬉しいです。 模擬試験でも点数が取れており、試験も手応えがあったのでひょっとすると優秀賞がもらえるかなと思っていました。こうして優秀賞がもらえてホッとしています。

受験に際し、どんな勉強をしましたか?

授業で試験対策をしっかりし、過去問を何度も解いて、わからないところは自分で調べて勉強しました。※本学科では、バイオ演習Ⅲという授業(太田雅也教授担当)で試験対策をしています。

試験勉強をしてみていかがでしたか?

これまで色々な授業で学んだ内容を総合的に学び直すことができ、断片的な知識がお互いにつながっていることを実感できました。生物工学科は専門と直結した国家試験のような資格取得試験がないので、バイオ技術者認定試験は生物工学科で学ぶ内容を総括できるとても良い機会でした。学んだ内容は、これからの卒業研究や就職後に活かせると思います。 

卒業研究や将来の夢を教えてください。

卒業研究は、動物学研究室佐藤淳教授の指導のもと環境DNAの技術を使って河川生態系の研究を行う予定です。研究室では、これまであまり環境DNA技術を使ってこなかったので、ラボの先駆者になりたいと思っています。進路についてはまだあまり考えていないのですが、大学で学んだことを社会に活かせる仕事に就きたいと思います。

それではどうもありがとうございました。大塚学長から「来年はぜひ上級試験を受けて合格してください」とのことです。

はい、頑張ります。※因みに、昨年に続き上級試験を受けた4年生は全員合格しました。

以上、花岡君へのインタビューでした。来年の受験生の皆さんも優秀賞がもらえるよう頑張ってください。 

『揺るぎなく前進』の前で記念撮影

 

 

学長から一言:花岡悠太君、バイオ技術者認定試験の合格、おめでとう!中級試験とはいえ、全国の受験者の中で成績が上位1%の優秀者になるのは容易なことではありません。生物工学科では日頃の学習がしっかりと定着するように、認定試験受験を視野に入れた科目まで準備され、着実な学びが保証されているからでしょう。昨年に続き、上級を受験した全員が合格という嬉しい知らせも届きました。さあ、来年は上級でも全国上位合格をねらいますか。