【就職課】Bingo Job Lab ~経営者による模擬面接~ を実施!
広島県中小企業家同友会に所属する備後地域の経営者と学生の懇談会「Bingo Job Lab」を1月14日に実施しました。その様子をFUKUDAI Mag.メンバーの平(就職課)がご報告します。
Bingo Job Lab
Bingo Job Lab(ビンゴ・ジョブ・ラボ)は年2回開催しており、今回で17回目を迎えました。備後地域の経営者8名と、就活直前の3年生13名が参加し、経営者から見た履歴書作成のポイントと模擬面接の2部構成で実施されました。
さらに今回は、3時限目と4時限目にそれぞれ1コマ分で参加できるようにしたため、授業がある学生にとっては選択しやすくなったと思います。
グループ討議
まずは、お互いに自己紹介をしながら持参した履歴書を経営者の皆さんがチェックしてくださいました。さらに、「試験全般について何でも疑問に応えます」と学生が話しやすい雰囲気をつくってくださいました。
採用試験では、最初に書類選考があります。実際に皆さんと直接会っていない担当者にとって、この履歴書の写真が第一印象となるため、「写真は重要!」と経営者の皆さんは口を揃えておっしゃっていました。
大量の履歴書の中から自分の履歴書を読んでもらうためには、①読みやすい字で書くこと、②字が下手でも丁寧に書くこと、③字配り(文字の間隔や大きさ、行間)を考えることなど、採用側に読む気を起こさせるさせる字配りが大切であることを教えていただきました。
自分一人の履歴書だけではなく、企業側は大量の履歴書を受け取っていることを忘れずに!
模擬面接
まずは自己PRを話し、その後、経営者側からの質問へとうつります。
最初の自己PRのときはとても緊張した様子でしたが、質問をされるごとに徐々に緊張がほぐれたようでした。面接の講評をいただく頃には、学生はみなリラックスした様子で雑談にも応えていました。
参加学生の感想
*初めは緊張したのですが、社長さん方が明るく楽しい雰囲気で進めてくださったので徐々に肩の力が抜けて集中して有意義な時間を過ごすことができました。
*今回学んだ、就活に出そうな質問の練習を友達にも広めて就活を楽しく有意義なものにしたいです。
*面接の実践練習をすることで、どんな質問をされるかが少しわかってよかったです。
*経営者による面接は、なかなか体験できないことで、面接に自信がつきました。
経営者の皆さんからのアドバイス
*自己PRが、なんだかみんな同じ感じ。もっとオリジナルを出して欲しい。
*緊張するのは当たり前。笑顔と嘘をつかないことを大切にしてください。
*得意科目というと堅苦しいが,成績とか関係なく自分の好きな科目をしっかり伝えれば良い。
*面接では学歴・学校などではあまり見ないで、その人の人間性や人柄、やる気などを重視します。
*面接で落とされたら、その会社とは合わなかっただけだとあまり気にしないように。
これらは、今から面接を受ける学生の皆さんに共通するアドバイスですので、心に留めて欲しいです。
最後に就職課より
学生に対して、経営者側から厳しい指摘をされた場面もあったようですが、それだけ本気で向き合ってくださった表れです。学生の皆さん、自信をもって希望の企業に応募してください。
最後になりましたが、広島県中小企業家同友会の経営者の皆様および福山事務所のスタッフの皆様、ご多忙のところご協力下さいまして誠にありがとうございました。毎回、経営者の皆様が学生1人1人に熱心に対応してくださいます。心より感謝申し上げます。
学長から一言:広島県中小企業家同友会の有志の皆様のご支援とご協力で実施されるビンゴ・ジョブ・ラボは、就活に向けて頑張る学生諸君にとっては、無料の就職予備校のようです。履歴書の書き方や面接での受け答えなど、就活場面を想定した実践講座は長年の経験に裏打ちされたかけがえのないアドバイスに満ちています。ご指導くださった経営者の皆様に私からも心から感謝を申し上げます。