【国際センター】高校生も留学生も主役!多様な個性が花開く国際センターの企画!

第50回三蔵祭のテーマは「千紫万紅」。誰もが主役となり、多様な個性が咲き誇ることを願って掲げられたこのテーマのもと、国際センターの企画も、国際色豊かな「文化のハーモニー」が響き渡るイベントとなりました!当日の様子を、FUKUDAI Mag.メンバーの趙がご紹介します。

 

まず、「第1回備後圏域高校生英語スピーチコンテスト」が三蔵祭の一環として開催されました。エネルギッシュな高校生たちによる熱気あふれるスピーチは、未来の夢や想いが詰まったもので、観客も大いに刺激を受けました。高校生たちは留学生を含む本学の学生たちと交流し、国際的な視野と英語力を磨き合い、飛躍と夢の実現に向けた一歩となることを願っています。スピーチ後には、緊張から解放された高校生たちが三蔵祭を存分に楽しんでいる姿が印象的でした。

今回のコンテストでグランプリに輝いたのは、福山暁の星女子高等学校1年生の羽賀小夏さんと荒木香帆さんでした。

また、特別ゲストとして福山暁の星女子中学校3年生の2人が英語でのスピーチを熱演し、会場を沸かせました。

左:学生司会者(左から人間文化学科2年石原未来さんと吉田侑生さん) 
右上:伊丹国際センター長  右下:審査員(左から鈴木助教、Tang講師 、Lowes准教授)

そして、留学生たちの活躍も見逃せません!キャンパスの一角では石膏ペインティング体験コーナーが設置され、真剣にペイントに挑む姿や、カラフルに仕上がった作品を手にした参加者たちの笑顔が印象的でした。今年入学した男子留学生の石越くん、徐 魯秋くん、常楽くん、龔 宇欣くん、赫 子杭くんは、前日準備から精力的に取り組んでくれました。初日は日本語の勧誘がたどたどしくも、一生懸命に背の高いお兄さんたちが人集めに奮闘していた様子が微笑ましかったです。二日目にはぬいぐるみやコスプレ姿で再登場し、愛嬌のある姿で子連れの来場者も多く集まり、大盛況でした。日本語もかなり上達しており、彼らの成長と逞しさには感心させられます。

左から趙准教授、徐魯秋くん、石越くん、常楽くん、張魏巍留学生会会長、李教授、孫逸達留学生会副会長

メインステージには、人間文化学部・延辺大学からの交換留学生、朴 雪さんが登場し、中国の古典舞踊を華やかに披露。軽やかで優雅な舞は、まるで異国の風が会場に吹き抜けるかのようで、観客の心を魅了しました。

また、グローバルラウンジで展示された留学生たちの活躍を紹介する写真も朴さんが手掛け、留学生活の充実ぶりや学内外での活躍が心に響くものとなりました。

さらに、大学教育センターのDriussi助教が主催した「多言語で演劇」の舞台では、多くの留学生も出演し、異文化が交差する素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられました。

国際センターの企画は、まさに「多文化が共に響き合う祭典」として、多くの来場者の心に刻まれたことでしょう。来年もどんな出会いや感動が待っているのか、今から楽しみですね!

 

 

学長から一言:大学祭では各部局がその特色を活かした展示や出し物を披露して、今年の三蔵祭のテーマ「千紫万紅」にふさわしく、色とりどりの花が咲き乱れるように、祭の雰囲気を大いに盛り上げましたが、とくに国際センターは留学生諸君が加わって国際色たっぷりに多文化共演の活動を展開しました。努力の甲斐あって、どのパフォーマンスも見応えのあるものばかりだったようです。