【サークル】全日本学生弓道選手権大会(インカレ)に出場しました。

8月22日(木)~8月24日(土)にかけて神戸市で開催された「全日本学生弓道選手権大会(インカレ)」に弓道部員が出場しました。このことについて、弓道部顧問の片桐が報告いたします。

 

弓道(近的)のインカレは、3日間に分けて、男女の団体戦と男女の個人戦が行われました。男女の団体戦は、オープン参加形式をとっており、全国から男子チーム202大学、女子チーム218大学が参加しました。

また、男女の個人戦は「地方予選で一定の基準をクリアした学生」が出場できる仕組みとなっています。全国で弓道に励んでいる大学生は、男子が約1600名、女子が約1000名いると言われています。その中から地方予選を突破した学生は、男子207名、女子122名と、まさに全国の「強者(つわもの)」が集いました。

福山大学からは女子個人戦に1名、三姓実空さん(経済学科2年、大門高校)が出場しました。

壮行会の様子

弓道の個人戦は男女別で実施され、男女とも的を外したら終わりの「サドンデス形式」で射の腕を競います。、※なお、敗者復活はありません。

また、数分置きに、場合によっては数時間後に1つ前の一射と同等、もしくはそれ以上の正確さで的を射ることができた選手が、次の一射を行うことができます。

そんなルールの下で、三姓さんの全国大会は、上位24名になったところで終わりました。

試合前の様子

試合風景(真ん中が三姓さん)

【三姓さんの言葉】
程よい緊張感に包まれていたのか調子がよかったのですが、時間が立つにつれて独特の空気感にのまれ、射型が崩れて外れてしまいました。さらに上へと勝ち上がれず悔しかったですが、貴重な体験ができたので、この経験を糧に日々の練習も頑張りたいと思います。

 

一方、団体戦は男子1チーム5名、女子1チーム3名で行われます。1人4本を射ち、男子20射、女子12射の的中数で競い、予選通過順位の上位24校がトーナメントへ進出します。

結果は残念ながら、予選通過のライン(男子:14中、女子:8中)をクリア出来ず、男女とも予選敗退となりました。思うような結果は残せませんでしたが、全国の大学と肩を並べてみて、「自分たちの目指すべき所」「足りない所」「参考にすべき所」など多くの事を学んだ大会でした。

これからも、これまで以上の良い結果が残せるよう頑張っていきます。

 

学長から一言:地方予選を勝ち抜いた日本中の弓道のつわもの大学生が集まる全国大会(インカレ)に出場した福大弓道部の皆さん、全国大会に駒を進めたこと自体が十分に誇らしいことです。全国各地の腕に覚えのある人たちと競い合った緊張感は、きっと忘れ難い思い出になるはず。武術で磨いた技と心でさらに目覚ましい前進を期待しています。