【建築学科】授業課題作品展が今年も実現!「建築学科3年生が考える松永駅北スクールバスターミナルの未来予想図展2025」

建築学科では、2年生から「建築コース」と「生活環境デザインコース」に分かれます。
生活環境デザインコース3年生後期に開講されている「生活デザイン演習Ⅳ」では、スクールバスターミナルを設計する課題に取り組みました。
今年度も広島銀行 松永支店に作品を展示させていただくことになりました。
展示の様子についての報告が建築学科の佐々木准教授から届きましたので、同学科FUKUDAI Magメンバーの大畑よりお知らせします。

 


昨年、地元の広島銀行松永支店で展示された本学学生の授業作品が多くの方々にご好評をいただきました。その反響を受け、今年も同じ場所で作品展示が実現しました。

広島銀行松永支店のロビーでの展示

 

この展示作品は、生活環境デザインコースで学ぶ学生が取り組む「生活デザイン演習Ⅳ」の授業で制作されたものです。授業では、実際の敷地を対象に新しい建築を提案する設計課題に取り組んでおり、学生たちは地域の特性や課題を踏まえながら、創造的なデザインを考案しています。指導は、非常勤の後藤亜貴講師が担当し、学生たちの発想を引き出しながら、より実践的な学びを提供しています。

展示作業が終わって広島銀行松永支店の方と記念写真

 

今年展示された6作品は、特に「自然を取り込んだ設計」が特徴です。緑豊かな環境を建築と調和させることを意識し、模型には木々や植栽が丁寧に表現されています。作品ごとに異なるアプローチで自然との共生を試みており、図面とあわせてご覧いただくことで、設計の意図がより明確に伝わると思います。

作品展示作業の様子

 

また、今年の展示では、銀行の方々が案内掲示を作成してくださいました。展示が歓迎されていてとても嬉しかったです。

地域の方々に見ていただくことで、学生にとっても大きな励みとなり、創作への意欲が一層高まっています。地域に開かれた学びの場として、今後もこのような取り組みを大切にしていきたいと考えています。

お近くにお越しの際は、ぜひ学生たちの力作をご覧ください。地域の皆様とともに、地域の未来を考える創造の輪がさらに広がっていくことを願っています。

銀行の方につくっていただいた案内板を前に記念撮影。右端が担当の後藤亜貴講師です。

 

学長から一言:建築学科の授業で取り組んだ課題設計の結果として、スクールバスターミナルを思い思いに設計した作品が、昨年に引き続き、広島銀行 松永支店のスペースに展示され、来店のお客様の目を楽しませているようです。地域との結び付きを強化する大切な取組。今年も好評を博し、大いに成果が上がることを期待しています。